未来の戦争 (漫画家たちの戦争)

  • 金の星社
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本棚登録 : 61
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323064055

感想・レビュー・書評

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  • ビヤー!「くだんのはは」に「ある日……」!
    <収録作品>
    くだんのはは/石ノ森章太郎(原作・小松左京)
    落雷/星野之宣
    地上/山上たつひこ
    飛ぶ教室/ひらまつつとむ
    百鬼夜行/諸星大二郎
    THE WORLD WAR 3 地球 THE END/松本零士
    山の彼方の空紅く/手塚治虫
    ある日……/藤子・F・不二雄

  • オムニバスで、面白かった。他のシリーズも読んでみたい。

  • シリーズ7冊目。全編読破。これから起きかねない戦争への警告。考えさせられる力作が並ぶ。…自主制作映画。単なる生活スケッチの映像が続いた後に白い画面が一瞬現れ終わる。その日は突然やってくる。核のボタンは一方的には押されない。相手がやろうとしたからやむなくやる。お互いがそう思った瞬間世界が終わる。地上に残るのは真っ白な世界。生き残ったのは核シェルターに隠れた子供たちと地下でロボットに使われる人々。…広島と長崎。やったアメリカよりもそれを忘れてしまう日本人に怒りが向かう。原爆に原発。今も核を煽る人々がいる。

  • 図書館にて。
    そうそうたる有名漫画家が描いた戦争をテーマ別に集めた傑作集。
    1冊だけかと思ったら全集だった。
    金の星社の意欲と多分、危機感が感じられる。
    初版は2013年。
    全てをきちんと読みたいし、子供にも読ませたい。
    こういう本こそ学級文庫として学校に置いておくべき。

  • 過去の戦争の話はやり切れない気持ちでいっぱいになるけど、未来の戦争…。
    実際に核が世界中にある現実では、本当に前触れもなく終わってしまうんだ。

  • 「くだんのはは」を石ノ森章太郎が漫画にしていたとは。それ以外でも、かなり初期(なんと1961年)の松本零士の作品や星野之宣、諸星大二郎と見どころ満載。戦争云々よりも珍しい作品に会えた事の方が大きい。

    【収録作品】
    石ノ森章太郎『くだんのはは』(原作・小松左京)
    星野之宣『落雷』
    山上たつひこ『地上』
    ひらまつつとむ『飛ぶ教室』
    諸星大二郎『百鬼夜行』
    松本零士『THE WORLD WAR3 地球 THE END』
    手塚治虫『山の彼方の空紅く』
    藤子・F・不二雄『ある日・・・・・・』

  • 子供達に戦争について考えてもらう為の本の様だ。
    大人が読んでも為になる。

  • 全6巻のなかの一冊。

    このシリーズは、過去に出版された雑誌や単行本から、著名な漫画家の戦争漫画を集めたもので、それぞれ違う出版社から出たものを、金の星社がまとめたもの。

    戦後、年数が経つほど戦争漫画が少なくなりましたね。
    私が子どもの頃は、よく読んだ記憶があります。

    第5巻は「核戦争」がテーマで、これから起きるかもしれないというところに怖さを感じました。

  • 松本零士の初期の頃の作品が収録されているのが良かった。
    あいだあいだに入る解説のようなものは、首をひねる記述が多い。

  • いろいろな角度から戦争をテーマに書かれたオムニバス短編まんが。こうやって読みやすい形で戦争を伝えてもらうのはとてもいいと思う。

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著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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