自民党長期政権の政治経済学―利益誘導政治の自己矛盾

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  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326301904

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  • 日本の自民党政権では政策を実現するために、有権者側が陳情合戦を繰り返していた。
    選挙しつつ組織し、組織しつつ選挙する(竹下登)
    都合の良いときばっかり選挙ができるわけではない。いつの時でも、そういうもんだと思っています(麻生太郎)
    これだけ大勝したのだからもう4年間は解散はない。任期満了までは寝ていられるよ(小泉純一郎)
    新潟は田中角栄が総理になってから、あらゆる公共工事が舞い込んだ。まさに王国だった。
    竹下は、人に気配りばっかりしていたから、島根県には新幹線を通せていない。
    羽田、小沢が離党して加藤は将来の総理候補となったが、加藤の乱ですっかりダメになってしまった。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。J PREP斉藤塾代表。上智大学外国語学部英語学科卒業、同大学国際関係論専攻博士課程前期課程修了後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院を経てイェール大学大学院政治学専攻にて博士号(政治学)を取得。フランクリン・マーシャル大学助教授等を経て2008年イェール大学政治学科助教授に。2012年に帰国し、東京都と山形県で英語と教養を教える私塾を創業。2002‐03年衆議院議員(山形4区)。主な著書に、10万部を超えるベストセラーとなった『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA)ほか、『10歳から身につく 問い、考え、表現する力』(NHK出版新書)、また、研究者としては、第54回日経・経済図書文化賞ほかを受賞した『自民党長期政権の政治経済学』(勁草書房)がある。

「2023年 『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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