なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331516089

感想・レビュー・書評

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  • 本当にライトなビジネスエッセイ。タモリさんの特別ファンではないですが、きっとこの本に書かれている内容以上に、彼はビジネスマンとしてすごいのではないかと、思う。

    特段、オススメではない。完全なるジャケ買いでした。

    構成は下記。
    第1章:タモリさん流 人生哲学
    第2章:タモリさん流 仕事術
    第3章:タモリさん流 会話テクニック
    第4章:タモリさん流 自己コントロール術
    第5章:タモリさん流 交際術

    1) なるほど!ポイント
    強いてあげるとすると、第5章内記述。
    「あえて少しずつ自分を変えて魅せろ」というパート。

    また同じことをやっているなと思われることを心理学では「擦り切れ効果」というらしい。カップヌードルやポッキーなどの事例を取り上げ、ゆっくりマイナーチェンジをし変化を魅せることは、成功を維持しつづけることにつながる。との、こと。なるほど。


    2) 仕事に活かせるポイント
    ・・・・。

  • 司会業をされている方の中でタモリさんが一番好きだ。
    特にタモリ倶楽部が好きだ。
    昔は何でこのおじさんTVによく出てるのかな?と思ってたけど、
    見ていてラクなんだと思う。

    ぎゃんぎゃんわめいたりも、相手の話をぶった切って在らぬ方向にいっちゃったりもしない。

    謙虚に期待しすぎず状況をいかに飲み込んで遊ぶことというのがタモリさんスタイルらしい。

  • うーん(ーー;)タモリさん好きなので読んでみましたが、タモリさんの意図していることと違うんではないでしょうかと感じる部分多数でした(^^;;

  • なるほどと思う反面、さっきと言ってる事ちがうなぁなんて思ったりもして...。

  • タモリさん、昔から第一線で活躍していて、今でもいいともやタモリクラブ、ブラタモリでは教養深い、魅力的な芸能界でも数少ない人物、その人を惹きつけるのは何だろうと思い読みましたが、ある意味好い加減な部分が人に好かれるんだろうな、と思わせてもらいました。

  • Q.お固い性格な自分なので彼のように自由奔放でゆるい人間になるにはどうすればいい?

    ☆小さな失敗を忘れる精神力を持ち、馬鹿だと思われる行動をして恥をかく

    ☆目標にせよ結果にせよ立派になる必要ない

  • TVを見ていて思うのは、長い間TVの中で生きている人は頭がいいということ。
    そういう人が私は好きです。
    一つのことに精通しているだけでは生きていけないと思うんです。
    タモリさんの知識力とか判断力とかとてもうらやましく思ってました。
    そんなタモリさんの言動などからタモリさんを分析しこうだから人に好かれる。
    ということが解説されています。
    すごくわかりやすい話です。
    タモリさんは普通を装っているけどやはり持って生まれた天才的なものもあって、万人がまねできるものではありません。
    でも、こういう風に考えればいいんじゃない?
    というヒントは沢山入っています。
    タモリさんは若かったころの濃い芸風を捨てて、司会者として、ナビゲーターとしてその知識と経験を視聴者に伝えています。
    普段も何気ないようで勉強を欠かしてはいないんだろうなあ。
    一応経済書らしいです。

  • 私も森田のはしくれとして学ばなければと思い、この本を手にとった。

    まだまだ自分は小さい人間だなと思った。

    もっと超然としなければと。

    勉強になりました。

  • ● 人間にとって一番恥ずかしいことは、立派になるということです。僕にダンディズムがあるとすれば、このへんですね。

    ● 高校に入った頃から有名人になるための練習を始めましたから。有名人の悪口を言わないようにするんです。僕も有名人になるんだから、他の有名人の悪口を言うのはやめよう、と思いましてね。

    ● 他人が約束を破ったとき、感情的になって、ムキに怒ったりするのは大人気ないふるまいである。たとえどんなことが起きても、泰然自若としているためには、そもそも最初から期待などしなければいいのだ。

    ● 「人間、お互い話せばわかる」なんてウソだから。話せば話すほど言葉にだまされて、ますますわかんなくなる。だから、「話せば、わかる」じゃなくって「離せば、わかる」だよ、本当に。

  • わりと当たり前のことしか言ってないけど、タモさんのことよく調べたなあって感じ。

  • 論点ははっきりしてないし、
    何の結論もない。

  • タモリさんはTVでよく見るけど、この本のタイトルのように見たことがなかったので、すべて役立つかどうかは別として面白い一冊でした♪

    バリバリのビジネスマン向けではないけど、がんばり過ぎて疲れてしまった人にはイイ一冊かもしれません☆

  • 人間の本質をよく突いている。
    本能的に生きたり、自分が楽なようにすればよかったり、頑張らなくても人生どうにかなるさと割り切る思考が身につく。

  • タモリさんが、なぜ人のフトコロに入るのがうまいのか、
    を過去の著作、インタビュー等から、筆者なりの分析を示した本。

    タモリさんがよく言っているのは、努力はしない、ということ。
    自分を大きく見せようというのは格好悪い、
    はた目から見てもイタイ、ということ。
    「ブ」をわきまえないといけない、ということ。

    ただ、そうは言いながら、運を引き寄せるための行動はしている。

    山下洋輔さんが、タモリさんを見出したということだが、
    (もちろん本を読んで初めて知ったが、)
    それも、山下さんがライブで福岡に来ていた時に泊っていた宿に、
    タモリさんが乱入し、何か芸をやったのが、
    山下さんがこいつは面白い、ということでバックアップした、
    ということである。

    いくら昔の話とは言え、普通は到底そこまで出来ないだろう。

    さらに、なぜ赤塚さんの葬儀で弔辞を読んだのか、全然知らなかったが、
    タモリさんが東京に出て、赤塚さんに見出され、この世界に入ったことを、
    初めて知った。
    あるインタビューで、
    赤塚さんの所に居候をしていた時の話をしていたが、
    居候の身で、逆に恐縮するようなことがあってはいけない、
    というくだりはおかしかった。

    やはり、本にかいてある色々な要素は、
    タモリさんでないとできないであろう、ということが多かったように思うが、
    考え方については、大いに参考にすべきだと感じた。

  • 色々面白かったんだけど、自分を安く売りこんじゃだめ、というのになるほどと思いました。

  • タモさんカッコイイっす。おごらない、けなさない、約束はまもる、引き受けてから考える、努力あぴらない。人として、学ぶこと多かった。さらっとよめた。感心した笑 啓発本は、実行できるかは自分次第なのが難しいとこ。でも当たり前のことに気づくことはできるから、何度も読み返したいとおもった。

  • 僕らのタモさんこと森田一義さんに学ぶ人付き合いや、仕事がもっと楽になる考え方などがまとめられています。
    確かにタモリさんは「笑っていいとも!」を始めとして長寿番組の司会者を三本持っており、誰からも嫌われたり人気が落ちることもないと感じていました。
    その秘密がこの本には書かれています。
    詳細は割愛しますが、社会人(特に営業職)の方は一読したほうが自分のバリューアップになると感じました。
    ビジネス書として読むとビジネスの基本でしかありませんが、溢れかえる「○○に勝つ仕事術!」ですとか「ホニャララに打ち勝つ必勝法!」といったような付け焼刃の知識は書かれていなくて、「社会人として基本だけど忘れてませんか?」ということしか書かれていないです。
    でもそれはとても大事な事で、ゲームの攻略本のように即効性が出るものではない当たり前の渡世術を思い起こすには最適の良書だと思います。

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著者プロフィール

心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。趣味は手品、昆虫採集、ガーデニング。著書は250冊を超え、近著にベストセラーとなった『世界最先端の研究が教える すごい心理学』(総合法令出版)のほか、『めんどくさい人の取扱説明書』(きずな出版)、『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』(明日香出版社)、『億万長者のすごい!習慣』(廣済堂出版)、『直接会わずに相手を操る超心理術』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

「2021年 『世界最先端の研究から生まれた すごいメンタル・ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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