花野 隅田川御用帳16 (廣済堂文庫 ふ 7-16)

著者 :
  • 廣済堂出版
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本棚登録 : 52
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331615621

作品紹介・あらすじ

上総の国から『橘屋』へやってきたおふきは夫の和助に離縁されたが復縁したいと言う。その和助は、島流しになった名主一家の御赦免を願って松平定信の下屋敷・浴恩園門前で嘆願書を胸に、座り込みをしていた。夫婦の交わりを断ってまで過酷な運命に立ち向かってきた二人に何があったのか。楽翁の命を受けて十四郎は上総に赴く…。本シリーズで歴史時代作家クラブの「シリーズ賞」を受賞した著者による最新刊!!お登勢と塙十四郎はようやく祝言を挙げる!しかし試練が…。

感想・レビュー・書評

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  • ささやかな宴の後、十四郎は旅立った。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    上総の国から『橘屋』へやってきたおふきは夫の和助に離縁されたが復縁したいと言う。その和助は、島流しになった名主一家の御赦免を願って松平定信の下屋敷・浴恩園門前で嘆願書を胸に、座り込みをしていた。夫婦の交わりを断ってまで過酷な運命に立ち向かってきた二人に何があったのか。楽翁の命を受けて十四郎は上総に赴く…。本シリーズで歴史時代作家クラブの「シリーズ賞」を受賞した著者による最新刊!!お登勢と塙十四郎はようやく祝言を挙げる!しかし試練が…。

    平成29年4月29日~5月1日

  • 2017.4.26.

  • 前巻で終わったと思っていました。
    いつもの駆け込みとはちょっと違って別れたくないと駆け込み。
    更にこの巻で新たなる展開。ええ、まだ続くの?という感じです。
    しかもいきなり仮祝言を挙げてまでも楽翁の隠れ者として旅立たねばならないって、もう隅田川じゃない(笑)。
    前巻の今後二人はくっつくんだろうな、という余韻で終わった方があっさりしていてよかったのですが、次巻以降でまた楽しませてくれれば文句ないです。

  • シリーズ第十六弾
    これも、久しぶりに続編を読む、登場人物とその経緯は思い出す。これほど楽翁を助けてきたか?
    今回、お登勢と祝言をあげるが、次巻へのイントロダクション?

  • 16作目で大きな展開で、さらに続くって・・・

    もう終わりにするんでしょうねえ、多分。

    藤原さんのシリーズはいろいろあるけど、これはこれでいいんだけどなあ~

  • 186

  • 隅田川御用帳17

    こんなに早く次作が出るとは!
    と勢い勇んで読んではみたが、やはりもう手詰まりなのか。
    お登勢と十四郎にはやっと!の展開に。(あれ?いつのまにか公認の仲に??)そういえば新たな十四郎側の女子が出てきたけど結局なんだったのか。
    そして次作に続く終わり方。・・・もう江戸ではネタ切れですか。
    もう平岩の「はやぶさ」が旅に出始めたのが蘇る・・・。
    十四郎が主役だけどお登勢も十分役割を果たしていたのに!
    お登勢なくして隅田川御用帳にはならんだろー。
    不満いっぱいの第17作。

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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