食べる、飲む、聞く 沖縄美味の島 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033637

作品紹介・あらすじ

旅は、那覇の牧志公設市場からはじまった。そこは活気に溢れ、子どものころのお祭りや縁日の雰囲気とそっくりだった。二階にある食堂「きらく」の李さんとの会話がきっかけで、ぼくは、ざっくばらんな沖縄の食の魅力に惹かれていった…。国をあげてのもてなし料理だった宮廷料理を食べに、かつての王都・首里へ、神さまと人とが一緒に食事をするお盆の夜を過ごしに友人宅へ、戦後、アメリカや南米の影響を受けた現代沖縄料理へ、フルーツのくに・山原へ。そして、沖縄の心の真ん中に座っている古酒の世界へ。人と出会い、風に揺られ、身体で感じながら見えてきたものは-。

感想・レビュー・書評

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  • 沖縄料理や泡盛を現地で飲食し話を聞いて由来などを解説している本。
    宮廷料理が興味深かった。
    店の人や生産者に対する敬意がいくらかくどく感じるが、分かりやすいです。やはり現地で食べたい、沖縄料理、泡盛。

  • 宮廷料理から始まり沖縄食の歴史、成り立ち、そして戦後のアメリカ食の影響、メキシコや南米料理の伝播等沖縄の食べ物について、すごく詳しく。中でも後半の泡盛についての記述、調べ方は素晴らしい。

  • 沖縄はいいなぁ!やっぱり泡盛はおいしい!!

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著者プロフィール

京都大学教育学部卒業。サントリー宣伝部勤務を経て作家に。著書に小説『ビア・ボーイ』『こぼん』『ウイスキー・ボーイ』(PHP文芸文庫)、『バー・リバーサイド』『二子玉川物語~バー・リバーサイド2』『酒の神さま バー・リバーサイド3』(ハルキ文庫)。ノンフィクションでは、『マスター。ウイスキーください』(コモンズ)、『漁師になろうよ』『リキュール&スピリッツ通の本』(ともに小学館)、『食べる、飲む、聞く~沖縄・美味の島』(光文社新書)、『オキナワ海人日和』(三省堂)など多数。

「2021年 『炭酸ボーイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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