下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034177

感想・レビュー・書評

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  • 前著とこの本は読んでおいて損はない。パルコのマーケティング誌「アクロス」は時代を切り取ってきたと思う。

  • いつもは秋華賞なんてレースは見に行かないのだけど、今年はダービー馬が出るからね。GⅠ馬も4頭いて菊花賞よりよっぽど豪華。それで出掛けた電車の中でほぼ読了。
    ほんとは数字やグラフをもっとじっくり読むともっと面白いのだろうけど、取り敢えず触りだけフンフンと。
    フィールドでのアンケート結果を元に検証を深めていく手法は前作と同様。読んでる本とかよく行くお店とかで括る、その括り方がうまいところで、「下流社会」という言葉とともにこの本がベストセラーになった所以もそのあたり。
    それにしても、世の中、色んな人がいるもので、この本読んでると、私もそんなに自信があるほうではないけれど、その割にはきちんとやっているほうなのだと、妙な自信を持った次第。

  • 2007.10.10

  • すげータイトルだが、なし崩しに男というステイタスを「降りる」ケースがある、みたいな雰囲気は出てるか。膨大なデータを出し、そこからあれこれ、というパターンは前と同じだが、因果関係が逆かもしれないじゃん、みたいな突っ込みどころが多々あるのも同じ(^^;)。稼げない独身女性は対人関係に難ありと自認、みたいなのも、対人関係に難があるから稼げないのか、稼げない(非正規で働く)という現象について対人関係がだめだからという理由付けをしているのかは実際にはわからないわけだ。データ的に右傾化状況とか述べているが、プーのカテゴリに入る人が全部ウヨとかそういう風にある種本質的に読めてしまうところが、この人の本がウケるところでもあり、この人の本の大問題でもあり。

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著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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