もしも老子に出会ったら (光文社新書 387)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034900

作品紹介・あらすじ

貧困、争い、欲望、家庭崩壊、自分探し…彼ならどう答えてくれる!?「意志の弱さをつらぬく強い意志をもつ」「無限小の力でやりつづける」…太古の思想家の言葉が現代に甦る。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでてとても眠くなった。そしてわけがわからんかった。

  • とりあえず読み終わったけど、まだもやもやしている。
    現代の少女が老子に出会って、問答するという形態。
    水、無、道という、老子の思想の三大キーワードを扱っている。
    とても読み口は軽いけれど、縦横無尽な語り口もあってか、これこれの内容でした、とうまく要約ができない。
    こちらの理解力が及ばないからではあるけれど。

    筆者は中哲の専門家。
    哲学の人tって、対話形式の仕立てを好んで使うイメージがある。
    老子と少女でなく、どちらが導き手とか、オリジナルっぽいものという形でなく、対等な二人の問答だったら・・・と思わないではない。

  • 「老子」
    という古典を読んだことはないが、どうやら非常に難解で、捉えどころがなくて、答えの用意されていなくて、というか答えなどないというスタンスで、私たちに考えさせる一方で、そんな行為に意味はないんだ、と揶揄ってくるようなそんなものなのだろう。
    と、この本を読んで感じた。いや、大変面白く、そしてわけがわからなかった。

    ただ、輝くような言葉が本書の中に出てくる。

    「老子」を理解することができなかったが、自分も老子に会えたような気がする。(あくまでも気がする。)

  • 老子らしき人物と少女のやりとりを通して老子の思想を紹介。

    老荘思想って、自分のダメさを加減を正当化できて、いいかもね。

  • 所持して何回か読み返したいかも。ゆっくり読み砕くと結構面白い。

  • 会話形式で読みやすいかなと思ったけれど、読みやすさとは別にやっぱり老子は難しかった……。「無」の章、「水」の章、「道」の章とあるけれど、水はなんとなく理解できる感じがした。無と道はもうなにがなんだか……。もう一度読み返そうと思います。
    余談ですが、マンガ封神演義を読みたくなりました。老子つながりで。

  • たまには、脳の使ってなかったところを使ってみたい!という方に。
    題名の通り、中国の思想家である老子の教えを、現代風にわかりやすく書いたもの。といっても、若干難しいんですけど。
    読書の感覚としては、物理の論理を理解するのに近いです。
    「全ての「存在する」ものは「無」によって初めて存在する。」という考え方は、個人的には共感できるものでした。
    眠くない、時間のある時にじっくり読むのがお勧め。

  • おいおい、こりゃーなんてこったの本。
    さすがに、女子高生がこんなしゃべりはしないだろうよ。
    編集の人からのアドバイスなのだろうか?
    設定にむりがありすぎて、
    禅問答がギクシャクした感じを受けるのは私だけ?

    でも最後までしっかりよみましたけど。
    老子はうーん。どんなひとだったのかしら、ほんと。

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著者プロフィール

1959年、福井県生まれ。東北大学文学部卒業。東北大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。著書に『門無き門より入れ 精読「無門関」』(大蔵出版)『禅問答100撰』(東京堂出版)『龐居士の語録 さあこい!禅問答』(東方書店)『物語として読む 全訳論語・決定版』(トランスビュー)など。

「2020年 『哲学として読む 老子 全訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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