- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035150
感想・レビュー・書評
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今でこそ聞き慣れた「ノマド」という生き方が、まだ世間に浸透する前の三年程まえに書かれた本。そのせいか、情報としてはそんなに新しいものは見られず、個人的にはあまり収穫がなかった。
ただ、著者のオシャレな引用は相変わらず光っていて、それだけでも読んでよかったかなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノマドワーキングの入門本。
僕も、この本で、特定のオフィスをやめて、ノマドワーキングになりました。 -
ちょうど自宅勤務になったので読んでみました。どんな業種・職種にも当てはまるものではないにしても、ITを駆使して効率よく仕事をする、特に知的生産の多い人には参考になるツールが多数紹介されているのでその点では非常にありがたい。知っているものも知らなかったものもあるけど、試してみようかなって思うし。
タイトルで言うほどオフィスがいらないとは決めつけてないけれど、多様な働き方があってもよいわけだし、特に節電時代には合ってますね。この本、また売れるんじゃないでしょうか。そして個人的に一番ツボだったのはアテンションコントロールのくだり。これはもっと自分自身にも置き換えて集中力を高めながら仕事していかねばならないなぁ、と。 -
ようやく読みました。ノマドワーカーに適した職種は限られているように思います。結局ごく一部の職種、企業規模の人たちのワークスタイルではないか、という気がしてます。
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「ノマドワーキング」を提唱した本。「創造的職種」にノマドは絶対に必要だし、創造的企業を創出していくには、そうした環境を整えていくことが必要だろう。
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ノマドをするためのハウツー本ではあるが、情報量とケースメソッドが多く、会社員でも刺激になる事が多く書かれた良書。
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書かれていることは、「通勤・拘束いやでしょう?」「どこでも出来る仕事で成功している人」「佐々木さん自身の経験と実践」の3つ。
注意力を維持するための一つの習慣として、自分を奮い立たせてくれたり頭をシャッキリとさせてくれる文章を身近においておく、と書かれていて、これは参考になった。というか、これまでそうしていた。
古典とか、読み込んだあとは、言葉や思考展開のリズムが心地よく、もやもやした頭をすっきりさせてくれる。
それで無理なら、もう必死こくしか無いわー。自営に退路はないんやー。
自分の置かれている状態や環境や志向や癖などから、限界などが見えてくるが、それは自分自身にしかわからない。
わからない上に、状況というのは刻一刻と変化するので、自分が望んだ方向に人生が転がっている人は稀。
他に選択肢がなく、会社勤めに縁がなく、仕事場を持つほどの余裕もなく、しかし仕事はしなくてはならない、という、割と追い詰められた人は、目次に目を通して必要なところだけ読めばいい、というか、多分そうする。
今の社会批判や、成功者の経験は、どっちも自分は今の時点では関心がないのでとりあえずいいかな……
追加メモ
PDCAサイクルの前に徹底的な情報収集フェーズが必要。これをACDCと名付けた。
・Acquisition(取得)
・Classify(整理)
・Dig(掘り下げ)
・Collaborate(連携)
そのうち、AcquisitionとClassifyはリラックスして行う
DigとCollaboratioは集中して行う -
ノマドについて書いてるが,目新しいことはない。書いてある事は筆者の仕事ツール自慢のようなイメージ。
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ビジネスにおいて、固定費用のかかるオフィスのコストは不可避だと
思われていた。少なくとも、「ノマド」の環境ができるまでは。
…というアオリが思い浮かぶ。
アテンションコントロールなどの手段を、ケースごとに解説しているので、
今読んでも「前半は」共感できる。
そう、「前半だけ」は。
後半のガジェットの解説になると、スマートフォンやクラウドサービスの日進月歩に追いつけていない。まあ3年前の本だから致し方ないところもあるが。
ノマドが一過性のブームで終わらないといいけれど。