日本の居酒屋文化 赤提灯の魅力を探る (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334037901

感想・レビュー・書評

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  • 海外に対して紹介する居酒屋文化の本でした。細かく見てるなあ。

  • 日本の居酒屋を,社会学の視点から語っているのだが、すべて飲んべえが筋道たてて飲むための言い訳に聞こえてきて、とてもおもしろかった。この人は本当に日本の飲み屋さんが大好きなのだろう。
    私も知らない街で良い飲み屋をかぎ分け、一人で入れるようになりたい。

  • 日本の居酒屋は最強だ、としみじみと思う。
    そんな最強の居酒屋文化を外国人の方がしっかりと
    定義した上で書いてあるのが、この本。

    様々なお酒、そのお酒に合う和洋折衷の料理、
    決して広くはないお店、でもそこは微妙な繋がりを持つ空間。ふとしたときに、会話が繋がる共有の場、

    それが居酒屋。

    ドイツ留学中、お酒と料理を分けて楽しむ文化だった。
    どちらかを分ける…ことに対する違和感を感じた。

    料理とお酒、そして雰囲気を楽しむのは
    日本の居酒屋ならではのこと。
    それをしっかりと外国人の方が書いてあるのが非常に共感した。

    最近チェーン店ばかり増えているけども、
    やっぱりこじんまりした居酒屋が好き。
    そして、まだ見ぬおいしい居酒屋を探して、
    これからも嗅覚を磨いていきたい。

  • マイク・モラスキーさんとしみじみ飲んでみたい。

  • 飲み屋好きのおっさんのエッセイとしてはとても楽しめました。紹介されたお店に行ってみたくなる力のある本です。ただ、社会学としての居酒屋論の本としてみると目新しいものはなかったです

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著者プロフィール

1956年生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現在、早稲田大学教授。専攻は日本の戦後文化史、日本近現代文学。
著書に、『戦後日本のジャズ文化』(青土社、サントリー学芸賞受賞)、『ジャズ喫茶論』(筑摩書房)、『日本の居酒屋文化――赤提灯の魅力を探る』(光文社新書)などがある。

「2016年 『日本文化に何をみる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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