教養は「事典」で磨け ネットではできない「知の技法」 (光文社新書)
- 光文社 (2015年8月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334038717
感想・レビュー・書評
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面白かった
どこか私の中で、図鑑とか百科事典とか写真付きで物事を紹介している類の本を子供向きだと思い込んでいた
言葉、動植物、絵画、歴史、風俗などなど広い分野の事典を紹介しています
これから面白い事典を探していこう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●ここで紹介されている事典や図鑑をぜひ1冊は購入してみたい。
●事典を贈る人になろう!
●事典や図鑑には入門書として優れたものがたくさんあるので、いつか好きになりたい分野があれば、その分野の事典、図鑑を1冊購入しておく。 -
本書はおもしろい辞書・辞典・辞典・図鑑をすすめる本です。
「事典は読むもの」「いい事典とは読んでおもしろい事典のこと」と豪語する著者が、おもしろいと思う50冊超の事典について紹介しています。
事典の紹介のみで、タイトルにある「教養の磨き方」とか「知の技法」とかそういう観点ではないように思いましたが、単純におもしろかった。 -
HONZ代表の成毛さんによる事典紹介の本。世の中にはこんなにも沢山の事典があるのか、人間ってこんなに一つの事を深く掘り下げて考えているのかとその奥の深さと幅の広さに驚嘆した。中でも自分が興味湧いたのは『分類たとえことば表現辞典』や『哲学用語図鑑』や『世界名言大辞典』などだ。あとはパラパラとめくりたい『たべもの起源事典日本編』や『世界チーズ大図鑑』などの図鑑も購入してみたい。お金に余裕が出来たらいつか収集したいものばかりで読んでいて図書館や大きい本屋さんに行きたくなった。てか行ってこよう。少し早い「読書の秋」を始めよう。
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例えばグーグルでは、自分が興味があることや、似かよった物事に対して質問に答えてくれます。
しかし、単にアイウエオ順に並んだだけの理由で隣り合った全く関連性の無い言葉の意味を教えてはくれないです。
国語辞典を思い出していただければ分かると思います。
「あ」から始まる言葉は全く関連性がなく、ある意味無機質にアイウエオ順に並べられているだけです。
グーグルでは不可能な、検索者本人さえも意識しない物事を知ることができるのが百科事典なのです。
百科事典は読み込む必要はないです。「ああ、そうなんだ」とサラッと知るだけでも知的好奇心が刺激される。
これは素晴らしいことです。 -
基本的に図鑑や辞典の紹介本。
今まであまり関心がなかった分野なので、これをベースに何冊か買ってみよう。 -
内容は全然無いっす。冊数稼ぎ。
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三葛館新書 028||NA
みなさんは調べ物をするとき何を使いますか?ネットやWikipediaという方も結構いらっしゃるかと思います。ところがネットでは聞いたことや、聞いたこと関係ありそうなことしか教えてくれない、Wikipediaには偏りや間違いがけっこうある等など・・・情報を手に入れるという点では結構困ったことも多いはず。本書では世の中にたくさんある事典から著者選りすぐりのものを、“引くための事典”や“書くための事典”、“ディープな事典”という風にそれぞれを分類しながら紹介しています。本書を読むと紙の事典は決してネットに引けをとらないこと。また編集者の個性が出て非常に面白いものであることがわかると思います。興味がない分野でもそれを読めばたちまちハマるかも珠玉の事典が揃っています!
(うめ)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82972 -
最近図鑑に興味が湧いて来たので購入。
紹介しているものにはいくつか買ってみたいものもあり参考になった。
作者が考える辞書、図鑑のメリットとは
・そこに一冊あるだけで、その分野に挑戦するという気持ちを奮い立たせてくれる。
・グーグルはキーワードを持たない人には何も教えてくれない。辞典は、適当にページを開けば、何かが記載されていて、そこからまた関連づけて何かを探せる。また、調べている以外のページも目に入るので自分の意識外の知識が深まる。
・つまり、「ついでに」を生み出す。
・読書に疲れた時にペラペラめくるのに最適。
・校閲とかしてるのでネットの情報よりも間違いが少ない。