- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334076870
感想・レビュー・書評
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石持さんとの出会いの作品。
心理描写の細やかさにはまりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうなんだろう。
表紙の裏面の解説(?)を見て、惹かれましたが、実際読んでみると、迷探偵という感じで、まあ、真犯人が身近にいるという点が違うぐらいで。
はっきり言えば、誤解を恐れず「期待はずれ」でした。
まあ、自己保身、欺瞞、そして欲望といったエゴというのは、すご~くわかりましたが。 -
同じ職場で働く恋人・早智恵が、職場の人間を中毒死させたかもしれない。
たった一枚のレシートが招いた疑惑に振り回される水野。
彼女が犯人だとしたら動機は一体何なのか。
事件について調べれば調べるほど、割り切った関係だったはずの早智恵への想いが強くなっていく。
なんだか恋愛小説を読んでいるようだった。 -
犯人でも被害者でも探偵でもない、犯人の恋人の男が主人公。なるほど確かにそういう思考回路になるのか?あまりにも思い込んで思い詰めてるように見えたからどんでん返しがあるかと思いきやそれはなく。単純に主人公のことは好きじゃないなと思ったけど、まあ悲しいラブサスペンスだった。
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相変わらず、石持ストーリー、ご都合主義です。突っ込みどころ満載ですが、楽しく読むにはいいですね。普通ではありえない。
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凛とした復讐者。結構好き。
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動機の弱さとかそんな因子がおるかい、なんてことは
石持作品では多発するが(不要な問いであるとは思うが)、
それにしても最後の段で見せた“『君がいなくても平気』”は、
結構嫌いじゃなくて、なんとも取り返しのつかない切なさのある
言葉ではないかと思う。
後半は嫌いじゃないな= -
あまり好きな主人公じゃないのですが、(最近こればっか言ってる気が)上手いです。
カッパ・ノベルス創刊50周年特別書き下ろし。
カバーデザイン / 泉沢 光雄
カバー写真 / TAKAO ONOZATO/orion/amanaimages -
どっかで大どんでん返しがあるかと思いきや、なんとそのまま決着。
ストーリーの進め方、プロットに比べて、エンディングは、ちょっとありきたりな感じに思えた。 -
犯人が最初のほうでわかったのに、最後までどきどきしながら読みました。やるせなかった・・・
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登場人物がみんな普通の人。でも、おもしろかった?
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1日で読み切ってしまった…
石持さんのは『君の望む死に方』の方が面白いかな。
登場人物の呼称が当たり前だけど一定してなくて、今回は名前と立場をリンクさせるのに時間がかかった。 -
引用はまさにタイトルそのもの。<br />ミステリーに見せかけた恋愛小説。
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結末には納得できない、と言うか、共感できない。
けど、面白い。
いつの間にか読んでしまった。 -
分の彼女が殺人犯なことに気付いたらという設定のミステリー。
おそらく謎解きメインではなく、その場合に人はどう行動するかにフォーカスして書きたかったのだろうが・・・
人間の狂気や異常事態における心理状態の変化でいうと他の作品に軍配があがるのでは。もちろん相変わらずの論理構成、詰将棋のような会話は健在だし、その部分は十分に楽しめる。
一番好きなミステリー作家だけに期待もでかく、それは超えられていない。 -
面白かったです。
石持ワールドですな。論理だった説明が多いです。
そこがいいんだけどネ。
ほんとに恋人が犯人だったのね・・・
主人公の妄想だと思ってたんだけど・・ -
「君」シリーズと勝手に解釈して勝手に失望した。物語自体は淡々としていたが、石持さんは毎回読み方を指定してくれるので乗っかってみるとなかなか面白い。
その読み方にのっとれば、「君いな」に関しては、個人的には主人公のように最後にほれなおすことはない。たぶん・・・