清掻: 吉原裏同心 4 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-11 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737191

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ4作目。今まで読んだ同シリーズの中で一番面白かった。

    タイトルの「清掻」というのは、三味線の曲のこと。
    清掻の名手の遊女が身請けされて吉原を出る最後の夜、師匠と交錯する愛憎が印象に残る。

    大きな流れは3作目の徳川家世継ぎ=権力争いの続き。
    幹次郞はもちろんかっこいいけど、四郎兵衛もいい。
    スカッとします。

  • 衆道の描写もうちょっと詳しく!

  • シリーズ4作目。今回の敵は、またひでえ奴。最後にすっきりさせると分かっていてもイライラします。でも、最後には満足 ^_^

  • 会所の閉鎖??!!

    幹様今回も かっこいい♪
    薄墨太夫だって「汀女先生に悋気を起こさせようとして こちらに悋気が生じたわいな」っていちゃうほど かっこいいよ~(^^)

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    吉原面番所に新任の同心が配属され、突如、会所の閉鎖を命じてきた。廓の治安を守る用心棒・神守幹次郎たちが大門外に去ったため、引ったくりや掏摸が横行し、吉原は危地に陥る。同心の専横の背後には、廓内の利権を狙う一橋治済卿の影がちらつく。やがて幹次郎たちの探索で、同心のどす黒い過去が…。文庫で書下ろす大好評“吉原裏同心”シリーズ第四弾。

    6月24日~26日

  • 町奉行所との諍い、吉原会所受難の時。

  • 4
    またまた吉原騒動。吉原を牛耳りたい輩が結構いるらしい。そんなに?

  • 吉原裏同心(四)~隠密同心が交代すると,与力を抑えて吉原会所の撤去を申し出てきた。北町奉行は旗本だが,大名になりたくて,工作を重ね,念流を極めた衆同好みの御家人の三男を吉原に送り込んできたのだ。一橋と田安の駆け引きの具として吉原は使われている~食が進まないと云うは,よく聞く言い訳だけど・・・読が進まないのは内容の所為か?

  • 初版本

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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