推理小説作法: あなたもきっと書きたくなる (光文社文庫 ん 2-1)

  • 光文社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739287

感想・レビュー・書評

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  • 松本清張の文章・メモが面白いという評判を聞き、手に取りました。

    松本清張氏の推理小説は推理小説である前に「文学」であるべき→そのためには「動機」の描写が重要であるという考え方には全面的に賛成です。でもそれは私の考え方であって、皆さんがそれに従う必要はないとも思います。

    「現場鑑識」の章など読みますと、やはり警察関係者か新聞記者か、長年現場にかかわって最新の知見のある人でないと本格推理ものは難しいと感じざるをえません。
    推理物も、そもそも文芸というジャンル自体がエンターテイメントとして時代遅れになりつつあるのかなあと思いました。

  • 2005/09/07

著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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