推理小説作法: あなたもきっと書きたくなる (光文社文庫 ん 2-1)
- 光文社 (2005年8月1日発売)
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感想 : 11件
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- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334739287
感想・レビュー・書評
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松本清張の文章・メモが面白いという評判を聞き、手に取りました。
松本清張氏の推理小説は推理小説である前に「文学」であるべき→そのためには「動機」の描写が重要であるという考え方には全面的に賛成です。でもそれは私の考え方であって、皆さんがそれに従う必要はないとも思います。
「現場鑑識」の章など読みますと、やはり警察関係者か新聞記者か、長年現場にかかわって最新の知見のある人でないと本格推理ものは難しいと感じざるをえません。
推理物も、そもそも文芸というジャンル自体がエンターテイメントとして時代遅れになりつつあるのかなあと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2005/09/07