舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (光文社文庫 う 7-3)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748081

感想・レビュー・書評

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  • 舞田ひとみの何気ない言動で叔父の刑事が閃き、事件を解決する連作短編集です。タイトルからして舞田ひとみが主役だと思っていたので、少々肩透かし気味でした。
    物語はジュブナイル小説のような緩い雰囲気ですが、内容はかなり本格的な警察小説です。こじつけっぽい推理が気になりましたが、逆転の発想から真相に辿り着く展開はなかなか読み応えがありました。
    ただ、連作の形式を取りながらそれを活かす仕掛けがなかったので勿体ないなと思いました。

  •  タイトルに反し、登場する準主役の少女は探偵役ではありません。この少女の何気ない言動がヒントになって、主役の刑事が事件を解決する、というパターンの短編が6作。
     各短編が連鎖しており、仕掛けも多数。
     でも肝心の少女の言動がイマイチ事件解決の契機になるとは思えないものばかりで、どうにも腑に落ちない読後感が残ります。
     コミカルなやり取りはほのぼの系ライト・ミステリとしていいんだけど。

  • 読み応えがない。ひとみちゃんがそんなに役にたってるとも思えないし。
    あと小学五年生はあんなしゃべり方なんだろうか?

著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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