- Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334751234
感想・レビュー・書評
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スケルツォ。
第4部への期待高まる、第3部。
止めることの出来ない流れ。
空疎な熱狂。
8編「ミーチャ」と9編「予審」の対比・落差が、9編をよく引き立てている。
がくんと落とされるような感覚。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロシア語って独特の響きがありますよね。私はこのロシア語特有の響きが大好きなんです。
長男がドミトリー(愛称はミーチャ)、
次男はイワン(愛称:ワーニャ)、
三男がアレクセイ(愛称:アリョーシャ)。
このちっちゃい「ヤ」の愛らしさと、ロシア特有の冷たさというか冷徹さの対比が、何とも言えないスパイシーな印象を残してくれます。愛称で言うと、日本人の「ちゃん」に通じるところがありますね。ドイツ語だと名詞のあとに小さい、可愛らしいということで「ヒェン」を付けます。言葉って面白い!とくに名前は!! -
近代=一種の狂気と言えるのではないか。
中世→近世→現代へと至る過程で人々は様々なアイデンティティの錯乱に陥り苦しむ。
それにしても登場人物がよく叫ぶね。 -
人間はこんなにも醜く、こんなにも美しい。最難関本。若いうちに読め。歳とってまた読め。死ぬ前にもう一度読め。
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やっと事件が。2巻から間をあけてしまったらまた名前がわからなくなっていて、ずっと別人と思ってた人が同一人物なのが最後に発覚。人物紹介各巻につけて!
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盛り上がってきた!
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了、