東京すみっこごはん (光文社文庫 な 41-1)

著者 :
  • 光文社
3.83
  • (166)
  • (383)
  • (236)
  • (25)
  • (6)
本棚登録 : 2995
感想 : 298
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769505

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全体を通してはほっこりできる題材で占められている印象でした。すみっこごはんに集まる人に焦点をあてた短編集の詰め合わせで、私が買った時にはすでに続編となる巻も。最近よく見かける料理でお悩み解決!のようなお話ではなく、悩みを抱えた人々が同じ場所に集ってご飯を食べる、それだけです。それだけなのですが、頭を柔らかくさせられるようなじんわりとした結果を料理とそこで出会う人々との関わり合いの中に見つけるという…読んだ人にはこの感じが伝わってるといいな

  • 読み進める事にストーリーに惹きつけられ、最後は涙目でした。
    性別年齢も違う人達が、それぞれの立場や人生のステージで悩み葛藤を抱えながらも「すみっこごはん」という場所を通じて、未来に向かって前向きになっていく姿に心動かされました。
    レシピノート見てみたいなぁ〜。
    続編も読むぞ!

  • 続きものなのか。。まぁ確かに全員の物語があったわけではないしな。

    おいしいご飯が食べたい。。

  • ちょっとあり得ない食堂だが、話が面白いからいっか。

    軽めの話のオムニバス形式なので、
    あんんまり考えずにスラスラ読める。
    「読むぞ」って手に取る本じゃなくて、
    何となく読んでみっか、ってかんじの部類。

    全編話が途中で終わるので、そっから先は?と
    気に持たせる展開が、個人的には物足りない。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50007527

  • おいしいごはんを食べたくなる本。出汁からとる味噌汁や、人の温もりのある家庭料理の良さを改めて知る本。短編集みたいに読めますが、話はちゃんとつながってます。

  • 最近よくある「カリスマ店主×おいしいもの×悩める人々」のパターンかと思って読んだら、ちょっと違っていました。

    カリスマはいないけれど、「食べ物×悩める人々」の短編連作で、最後にはお店の成り立ちもわかり、面白く読めました。

  • すみっこという言葉に弱い。しかも、東京だ。どんなところだろう?行ってみたい。と思いながら、読んだ。行ってみたい。強く思う。東京のすみっこには、本当に、こんなところが、あるかもしれない。あったらいいな。

  • あの人に行きつくことは予想出来ましたが、家族の繋がりは予想外でした。もう少し考えていればわかりそうだったのに……。 レシピノートっていいなと思います。手書きだからこそ、書き手の愛が詰まっている気がして。ちゃんと繋がっている気がして。「受け継ぐ」ことを実感できますね。我が家には残念ながらないのですけれど。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000027368

全298件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し作家デビュー。シリーズに『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』がある。著書に『ベンチウォーマーズ』『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常』『世はすべて美しい織物』『時かけラジオ 鎌倉なみおとFMの奇跡』『いつかみんなGを殺す』などがある。

「2023年 『月はまた昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

成田名璃子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×