第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (光文社未来ライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334770518

感想・レビュー・書評

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  • 目新しい情報は少なかったが、具体的な事例や実験は面白かった。

    「無意識」の偉大さと危うさ、そのどちらもが強調されていた。

  • 株式会社光文社は、ノンフィクション・学術文庫シリーズ「光文社未来ライブラリー」を創刊します|株式会社光文社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001255.000021468.html

    第1感 M・グラッドウェル、阿部尚美/訳、沢田博/訳 | ノンフィクション、学芸 | 光文社
    https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334961886

    第1感 マルコム・グラッドウェル、沢田博/訳、阿部尚美/訳 | 知恵の森文庫・未来ライブラリー | 光文社
    https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334770518

  • 無意識差別による歪んだ社会
    現代、「偏見」よって社会構造に異変が出ている。それは「目隠し裁判」「目隠し評価・採用」など採用されるべき理由があり、現実社会は人の偏見・先入観で動かされていることが多いと言うことだ。米国社会での白人と黒人の刑罰の大差など無意識による人種差別など、日本でも政治家の「偏見」政策によって牛耳られ始め「公平・公正」と言いながら偏見、先入観に惑わされているのが現状だ。

  • 母から「第一印象は外れないから覚えておきなさい」と言われていたのを思い出す。
    本当にそうなんだ!
    と腑に落ちた一冊。

    事例に富んでいて、根拠が豊富だった。

  •  BLINK=ひらめき、に関する本。
     一気に結論に達する脳の働きを「適応性無意識」と呼ぶらしい。ある心理学者によれば、「適応性無意識は状況判断や危険告知、目標設定、行動の喚起などを、実に高度で効率的なやり方で行っている」。

     本書では、
    1 瞬時に下した判断も、慎重に時間をかけて下した結論と比べて、決して見劣りしないこと。
    2 しかし無意識の判断の全てが正しいという保証はない。第1感を曇らせる何かが存在する。第1感を信じていい場合と信じてはいけない場合を区別することは可能なのか。
    3 第1感は養うことができ、自由に操れるものだということ。

     以上のようなことを、様々な具体的事例を通して解説していく。納得できるところ、やや疑問に思われるところ、いずれもあるが、判断や意思決定に益することもあるなあと感じた次第。

  • 潜在意識下の自動操縦モードによる瞬時の判断である「第1感」の正体とは何なのか、その能力の素晴らしさや、仕組みの解明を試みながら、その限界と危うさも明らかにしていく。第1感を正しく理解し、熟考と直感的な思考とのバランスをいかにとれるかが、正しい判断をするのに必要だということを教えてくれる。

  • やっぱり外人の書いた本は最後は速読になってしまった。だらだら書くのは止めてポイントポイントをしっかり書いてくれればもう少し読みやすい本になった気がする。速読になったのは最後の2章だから、速読の割にはいつもよりは読んだけど、ペプシチャレンジの話は内容としては、今まで読んだペプシチャレンジでは出てこなかった知らない事も書かれていて、おもしろかったが、でもそれがどうして第1感に関係あるのかがわからなかった。市場調査の本ならわかるが、結局タイトルは目を引けば何でもいいという事なのか。光文社ライブラリーで初めて買った本なのにこれでは後が続かない。

  • 瞬間的な判断の素晴らしさと弱さを知って行動に移そう。
    この言葉に著書は集約されている。
    そして、行動に移すことが何より大切なのです。

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著者プロフィール

1963年イギリス生まれ。
カナダ・トロント大学トリニティカレッジ卒。
『ワシントン・ポスト』紙のビジネス、サイエンス担当記者を経て、現在は雑誌『ニューヨーカー』のスタッフライターとして活躍中。邦訳には『天才!』『ニューヨーカー傑作選』ほかがある。

ある製品やメッセージが突然、爆発的に売れたり広まったりする仕組みを膨大な調査とユニークなフレームワークによって解き明かした最初の著書『ティッピング・ポイント』(邦題『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』)、人間は、長時間考えてたどり着いた結論よりも、最初の直感やひらめきによって、物事の本質を見抜くという仮説を検証した2冊めの著書『ブリンク』(邦題『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』)は、いずれも世界で200万部を超える大ベストセラーになっている。

「2014年 『逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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