いつかの花: 日本橋牡丹堂 菓子ばなし (光文社文庫 な 43-2 光文社時代小説文庫 日本橋牡丹堂菓子ばなし)
- 光文社 (2017年5月11日発売)
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感想 : 25件
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- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334774646
感想・レビュー・書評
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2017年5月光文社時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。春桜餅は芝居小屋で、夏江戸の花火と水羊羹、秋おはぎ,甘いか,しょっぱいか、冬京と江戸菓子対決、の4つの連作短編。後20年くらいで、明治になろうとする1849年の江戸で菓子屋奉公をする16歳の小萩の成長ストーリー。登場人物や、出来事が面白く、楽しいです。1年間の約束が来て、小萩が鎌倉の実家に帰る4話目は、どうなるのかやきもきしましたが、お話は、続くようで安心しました。次作が楽しみです。
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主人公の小萩に芯が無く、ふらふらしていてなにがしたいのか分からない。
お菓子作りを頑張る描写がほぼ無いので、本当にただのお客さん状態に見えてしまう。周りのキャラ達は良いだけに残念。
小萩の一生懸命さが伝わってこないので、もうちょっと目標を持って頑張れる子だったら良かったのになと思います。