黒猫の小夜曲(セレナーデ)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 562
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910396

感想・レビュー・書評

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  • まあまあ楽しめたけど、少し凝りすぎでシナリオに強引さがあるように感じた。

  • 心温まるファンタジックミステリ、第2弾。今回の主人公は猫! まさかの彼女の正体!

  • 本筋も楽しめたけれど、何より前作のレオが結構しっかりと登場することが予想外で、可愛くて、嬉しくなった。

  • 今度は猫に変身する事になった魂の案内人が魂の未練を解決しつつ、生きている人たちに未来を伝える素敵な話、興味もわいたし面白そうなのに読み始めると睡魔と葛藤、案外時間がかかってしまった。

  • 優しい死神の飼い方に続くシリーズ第2弾。 前作は犬のレオが天上の主様から派遣されたが、今回は黒猫のクロ。
    記憶装置の多摩市と出会い、昏睡状態の白木麻矢の身体を借りて、街の魂を救い出す。
    ある製薬会社で起こっていた連続殺人事件に遭遇、見事に解決していく。
    前作のレオも登場。ミステリーの要素もあり、なかなか面白い。

  • シリーズだけど、主人公が変わっていて。
    それでも不思議じゃないし面白かった。

  • 死神シリーズ第2弾。今度は黒猫の肉体に入れられた死神クロと眠り続ける女の子麻矢の中に入った魂のコンビ。地縛霊を探し未練を解決しているうちに、関わった地縛霊たちの事件がつながっていき、思わぬ真相が分かる流れは前作と同じで想像がついたが、真犯人は全く分からなかった。最後地上に留まることを決めたクロの仕事、という名の友達との約束がじんわりときた。

  • 「優しい死神の飼い方」のゴールデンレトリバーのレオの行動と中身のギャップが面白かったので、続編と言うことで読んでみました。今回のツボは黒猫クロの「香箱座り」でした。登場人物のキャラクターもストーリーも面白く、サラサラ読めました。温かい気持ちになるそれぞれの「魂」のエピソードが続いて、終盤のクライマックスはドロドロとしますが、ラストは納得できました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    高位の霊的存在である僕は、『我が主様』によって、不本意ながら黒猫の姿で地上に派遣された。この世に未練を残し地縛した魂を『我が主様』のところへ導くのが仕事だ。記憶喪失の魂と出会った僕は、昏睡状態の女性の体にその魂を入れ、彼女の飼い猫として、街の魂を救い始める。だが、魂たちはなぜかある製薬会社に関係する人物ばかり。その会社では、怪しい秘密の研究が行われていたようで…!?現役医師がホスピスを舞台に描いた『優しい死神の飼い方』に続くファンタジックミステリー第2弾。

  • 「優しい死神の飼い方」の姉妹作。
    続けて読んだので、世界観にどっぷり浸れて良かったです。
    本作の方が謎解き要素が強めではありましたが、構成は前作と似た様なカンジ。
    犬の次は猫!
    個人的には猫好きの為、こっちの方が描写にほっこりしました。
    もう少し変化を加えながらシリーズ化して欲しい!

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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