- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334911034
感想・レビュー・書評
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すごろく巡礼のお祭り★★★★★
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2020.8.1市立図書館
連作短編が楽しかった代書屋ミクラシリーズの長編。
代書屋も3年目の春、例によって片思いの心理学研究室助教を追って、とある島のお祭りへ。すごろく巡礼の一参加者としてあがりを目指すミクラの一期一会と一喜一憂。研究者の端くれ(というのもはばかれるけれど、その世界を知るもの)として、誠実だけれどちょっと抜けててあと一歩のところで運がないミクラくん、きらいじゃないよ。これからも幸せを追い求める物語は続いていくって感じで、それはそれでうれしい。 -
想いを寄せる助教を探してすごろく祭りに参加することになった「代書屋」ミクラ。
島全体が巨大なすごろくの盤面、人間が駒となり優勝者は願いが叶うというー。
前作があるらしく、前作では「代書屋」をしていた主人公、
今回は代書屋の仕事はしてません。
ヘタレな感じの主人公だけど、すごろく祭りはすごく楽しそう!
いざ参加すると大変そうだけど(運動不足には特に)
黒猫・白うさぎ軍団のキャラが良い(笑) -
長篇も楽しく読ませる。
ミクラ、いいぞ。 -
これは…ジャンル的には何になるんだろ?
前作もなんだか雰囲気が好きだったので、今回も読んでみた。
ミクラって名前を途中忘れそうになる。
理由は「すごろく巡礼」のせい。
この旅…してみたいなあ。 -
題名通りの本です。
代書屋シリーズの二作目、になるのですかね。
論文の代書屋さんが、他意もある助教授を探してとあるとある島の祭りに参加することになる、ということで、代書屋という聴き慣れぬ仕事は、発端及び話を転がすきっかけとして使われています。
すごろくの駒となり、サイコロの目のままに進み、その先々で出会った人々と挨拶から始まる交流。数分から数日の出会いで人々との交流を交わすというのは、うん、すごいですね。
コミュニケーション苦手な私としては、もう、青ざめるしかない。
代書屋さん、決して悪い人ではないけれど、「いいひと」止まりだよなあと読んでて思いました。
それが相というやつか。 -
2017.6.25 読了
ミクラが 恋する人を探して
ある島の 春祭りに参加してゴールを目指す。
その春祭りが その島あげて
島民が全員 参加、協力のもと行われている。
すごろくのようになっていて、
コマ(参加者)、マス(島民)
サイコロをふって おみくじを引いて
指示にしたがいながら 進んでゆく。
歩いて巡礼。
その中での出会い、考え方の変化。
面白くはあったけど、
結末が なんだかなー
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ひそかに想いを寄せる彼女を追い
南の巡礼の島・辺路島での春祭り「すごろく祭り」に参加するミクラ
行き当たりばったりぐあいが面白かった -
代書屋をしているミクラは、春休みを利用して返路島に調査旅行に行った心理学研究室の助教を追って、返路島の春祭り・すごろく祭り参加することになるが・・・