ジャンプ

著者 :
  • 光文社
3.36
  • (17)
  • (33)
  • (64)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 254
感想 : 55
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923242

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 失踪した恋人のあとを追う。
    特に大胆な展開がある訳でもなく、結末もあっけない。
    日が経てば忘れていく。
    描写も好きじゃない。たんたんと書きすぎ&会話が多くて長すぎる。

  • とても面白かった。彼女の失踪の理由は、そういうことかい、やっぱりなあと思う。彼女が失踪したら、普通、仕事に行くかあ?三谷君、君の優柔不断さが招いた結果ということか、佐藤正午の小説の主人公は、みんなこういう奴で嫌だと思うよ、自分を見ているようで。でもなあ、悔やまれるな、でもいいのかな、得たものは、三谷君にはもったいないものだったのかもね。とても心に残る本でした。

  • 「本の雑誌」が選ぶ2000年のベスト1。
    こういうのに滅法弱い自分です・・・(笑)
    ある晩、りんごを買ってくると家を出た彼女がそのまま失踪。
    さぁ、この後の展開は是非自分で体感してください!

  • 途中まで面白かったけど。最後はふぅんって感じ。

  • 未読。

  • その夜、「僕」は奇妙な名前の強烈なカクテルを飲んだ。ガールフレンドの南雲みはるは酩酊した「僕」を自分のアパートに残したまま明日の朝食のリンゴを買いに出かけた。「五分で戻ってくるわ」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま姿を消してしまった。「僕」は、わずかな手がかりを元に行方を探し始めた。

    この方の本は初めてです♪
    彼女は事件に巻き込まれたのか?と
    ハラハラドキドキしたけどそういうミステリーではなく。
    女心として「あーなんとなくわかるかも」というそんなオチでした。
    原田泰三さんで映像化もされてるんですね。ちょっと見てみたいかも。

  • ふむ。こういう展開か〜。別に読む必要もないように感じた。ような。そうでもないような。失踪の理由は気になったけど、私は旅が出来るタイプではないから共感はできなかった。妻になる子はスゴイな、そこまでは出来ないな。07.11読了。

  • ジャンプというタイトルにどうつながるのか、わからなかったけれど、それを除けば満足した作品でした。佐藤さんの作品は初めて読みましたが、またほかの作品も読んでみようと思いました。

  •  「フォローミー」という古い映画を思い出した。ミア・ファーローという女優が主演でバックで流れる音楽が印象的だった。 失踪した恋人の行方を探す話。酔いつぶれた主人公のためにリンゴを買いに行った恋人が朝になったも戻らなかった。男は気にかけながらも朝一の飛行機での出張に出かける。帰ってから恋人の行方を捜すが一ヵ月後彼女は突然引っ越してしまう。男以外の関係者にだけ連絡して。 最初に仕事を選んでしまった。帰っても真っ先に彼女のアパートに駆けつけなかった。彼女を心配し探して歩く割に男は不誠実だ。だが気づいていない。出張に行ったことは気にしても彼女以外の女性と会っている。彼女のことを考えながら。謎解きに夢中になっていくにつれ彼女が去った不可解さが増す。 まんまと鈴乃木早苗にしてやられたようでいて、結局この男は何もなくてもいずれ彼女とは別れたんだろうな。5年後彼女が颯爽としていたことにほっとすべきだよ。 なんか男はずるいな。美化していたいんだな。05・4・7

  • その夜、「僕」は、奇妙な名前の強烈なカクテルを飲んだ。ガールフレンドの南雲みはるは、酩酊した「僕」を自分のアパートに残したまま、明日の朝食のリンゴを買いに出かけた。「五分で戻ってくるわ」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま姿を消してしまった。「僕」は、わずかな手がかりを元に行方を探し始めた

全55件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤正午の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×