スノウ・グッピー

著者 :
  • 光文社
3.63
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本棚登録 : 190
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923525

感想・レビュー・書評

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  • 国防、スパイ物。それなりには楽しめるが、枠は大きいが起こる事象は小さいので、物足りなさが残る。

  • 個人的に、あまりのめり込めず…出てくる男どもがみんなロマンチストで引くというか食傷。

    どうも五條瑛作品好きになれないな〜と思っていたが、多分、スパイ物は裏切り合いになってしまうのが人間性としてキャラクターを愛せなくなってしまうのだな、と思いました。話は面白いのだけど、残念ながらどうしてもそこが合いませんでした。r/evolutionシリーズは今は読む気力ないので、ほとぼりが冷めてからまた。

  • 登場人物が多いが、キャラクターが魅力的でわかりやすく、どれもたっているので覚えやすく、理解しやすかった。
    伏線が見事に収束していく様子がお見事

  •  好きだな~。
     でも、とっかかり部分に出てきたパイロットが気の毒になりました。

  • 五條さん、やっぱり面白いです!
    久しぶりに五條さんの作品を読みましたが、魅力ある人物たちに引き込まれました。
    中国側の老人は鉱物シリーズでも出ていたっけ?とか、確認したいことも・・・。次はRevolutionにいこうかな。止まらなくなりそうです。

  • 前半~中盤にかけては展開がのろく退屈だったが自衛隊の「戦力」論争が絡んでくる後半は結構読ませる。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou3803.html

  • 女流作家の書くスパイ小説。タイトルがいいよね。グッピーの飼育に熱を注ぐ彼らの、グッピー捕獲にむけたお話。オシャレ感と、小説の規模が好み。SPみたいな雰囲気やった。

  • これは文句なしに面白かった!五條作品はとっつきにくい印象があったけど、これはすんなり読めます。軍事関係に疎い人でも分かりやすいように書いてあって親切。それにしても宇佐見さんが三津谷さんに向ける想いがすごい。笑

  • 自分の脳内処理能力が幼稚って言うのもあるのだろうけど、色々と難しすぎたりしてキャパオーバーだった。

    難しすぎると言うのも違う気がするけど、とにかく言いたいことは分かったし伝わった。今のこの日本の平和ボケした雰囲気と現場で起こっている危機的状況、それを最前線で戦う人達は分かりながらも憲法のせいで手が出せない。だったら憲法に問題があると分からせるために日本の内部からあえて事件を起こしちゃおう。
    簡単にまとめればそんな感じ。

    そんな感じ・・・・そう、そんな感じなのにも関わらず物語は読めども読めども進まず先が見えず登場人物は多く、文章は本の真ん中で上下に分けられている程の大容量。
    正直自分にまとまった暇がなければ100%読みきれなかった作品だった。
    と、言うのが読んだ後の個人的な感想。
    やたらと謎や犯人を引っ張った割にはあっけない落ち。
    しかもあのキャラは登場させる意味はあったのだろうか、あの場面は必要だったのかと思う点もちらほら。
    本の帯にはさも格好いい見出しがついていたので勢いある格好いい自衛官の話かと思って期待したら大肩透かしだった。

    けど、普段関わることのない日本の現状を知れたりするきっかけになったり、出てくる登場人物象がどれもしっかりしていてそう言う面では面白かった。
    江崎君ナイスキャラ!

  • 思った以上にあっけない終わり方で、それまでの盛り上がり方がウソようだった。
    しかし、日本の上層部内でもしかしたら起こっているかもしれないことが描かれていて、知らん振りではダメかな、と思うきっかけになった。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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