- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925444
感想・レビュー・書評
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女と女の関係を描いた短編集。猫、親子、友達。いろいろ。
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短編集だからか、深さを感じない文章や内容で物足りなく、途中で読むのを辞めようかと何度も思いました。結局最期まで読みましたが、私には合わない作家さんかも。残念です。
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なんだか好きなんだよ。
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「しずく」がよかった。この話に限らず、西加奈子は動物喋らせるとうまいなー。
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短編集。
「木蓮」、二匹の猫のはなし「しずく」がよかった。
2014.01.23 -
イランのテヘラン生まれの西加奈子さんの短編集である。
小説宝石2006年4月号~12月号の6編が、書かれている。
『ランドセル』 『灰皿』 『木蓮』 『影』 『しずく』 『シャワーキャップ』
年齢は別々だが、女同志の話である。
最後の 『シャワーキャップ』のハチャメチャ陽気な母親は、群洋子さんの母親に、似ているような感じである。
能天気で過ごしてきた母親も、子育て終わるまで、沢山の苦労をしてきたはず。涙も沢山流して、沢山人生の悲哀もしてきたから、陽気に振る舞えることが出来るのでは、と、、、思う。
すごく、悲しいことがあり、何も話すことを、しなくなった時、声を発することも、忘れて、無言になってしまう。
きっと、お風呂の中でも、ブルーシャト―を歌うこのお母さんは、昔は涙流しながら、家族のために、つらい事を歌で発散したのでは、、、『お母さん、ほんまにほんまに幸せ!』って、、、、言葉。
母親だから言える言葉だと思し、皆、一人一人、ドラマになる様な人生を歩んでいると、思う。 -
どのお話もすごくいい。
「木蓮」、「しずく」が、特に。 -
"三本の矢"ならぬ、筋金入りの"一本一本の矢"でしょ!…と言うくらい多種多様な感性溢れる短編六話。たとえ嵐に見舞われてもなんのその、、本質は太く深く、じゃれついてくる余計なものは撥ね付ける、はねつける!!。失笑と涙のしずくを織りまぜながらも、とにかく躍動する!…そんな一冊♪
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自分はおんなに生まれて
それは一生なんだと
じーんと思った。