- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344014169
感想・レビュー・書評
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とてもおもしろかったです。
携帯のない青春。
酒井さんよりちょこっとばかり年齢は下ですが、私もまさにそれでした。
「女子大生ブーム」「サンリオ」「オリーブ」「竹の子族」「ペンパル」………。
タイトルを見ただけでも、私は世代的にはドンピシャリ、ではないのですが、興味を引かれるものばかり。
特にサンリオのキャラクターの登場で、女子は何を見ても「かわいい」と言うようになった、という説はなるほど~と思いました。
あと、竹の子族やヤンキーに見られる、「末端肥大傾向」というの、笑ったなぁ。
ひとつだけ、私はディスコというものに、行ったこともなければ行きたいと思ったこともなかったので、その話にはついていけなかった。
だけど、さすが酒井さん、という感じで楽しかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同世代のみんな!アタシ等にどんぴしゃな1冊よ!!ピンク・レディーとか竹の子族とか懐かしすぎて一気に読了。
嗚呼懐かしの80年代でございます。 -
KUMIさんやメイプルマフィンさんが書いたのを見てもあるけど、星々峡で読んでいたからまとまったら全部続けて読みたいと思っていた。で、感想。男側からみると、この酒井順子氏という人は仲々面白い視点からモノを見る人だなと思うけど、ウチの彼女からすると嫌なタイプの人間だと云う。女子に好かれるタイプの作家って、当たり障りの無い事を書く人なのかな?しかし、そういう割には毒舌な春菊やうさぎ、藤臣柊子なんかは好きでよく読んでるのに、♀はよく解らん、理解に苦しむ……。