摂氏零度の少女

著者 :
  • 幻冬舎
3.08
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本棚登録 : 274
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344014305

感想・レビュー・書評

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  • 本屋でなんとなく手にした本。

    読み進めていくごとにグロい少女。生き物をなんだと思ってるんだ・・・

    と読むのを中断しよぅと思ったけど

    最後まで読まないと気持ち悪くて。

    この少女には共感がわかないけれど、愛があると憎さも百倍になるんだな。

    あ〜気持ち悪かったです

  • 自分の母親にタウリンを飲ませ、ブログにその経過を載せてく少女の話。

    重かった〜。母親がもしかしたら長く生きられたかも知れない愛犬のリトルを安楽死させてしまったことを知りおかしくなるって考えは分かるけど、健康な母親を殺してリトルのいる天国へ送るのが愛情ってのは全く理解不能。たくさんの動物達を天国へ送る少女・・・。その繰り返し・・・。読んでて気分が沈んじゃいました。途中読むのやめようかと思ったけど何とか読破した感じ。

  • あのタリウム事件を元にした物語。
    読む事無いだろうと思ってたけど、何か読んでしまった…

    全く共感出来ない。
    こいつ…どうにかしないと…的な。
    「酒鬼薔薇事件」を自分の話の例えに出してきて、「偽善者は嫌い」と云う子程厨。
    偽善者って言葉は嫌いだ…
    そして、「偽善者」と罵る人の方がよっぽど偽善的。
    偽善って何だろう。
    僕は涼子の気持ちは解らないし解りたくもない。
    母親も…何であんなに…

  • アンダーグラウンドだとわかってても、こういうのってちょっと惹かれます。

  • 名門進学校で一流大学の医学部合格の太鼓判を押されている桂木涼子がある日始めた“悪魔の実験”。それは、人知れず最愛の母親に劇薬タリウムを飲ませることだった

  • すみません、めちゃくちゃ後味わるかったです。
    若い子の考えることはわかりません。
    カタカナ読みにくくて読み飛ばしまくりました。
    すみません。
    涼子の心理がもうぶっとんでてついていけませんでした…。
    彼女は彼女で過去のトラウマのせいかもしれないけど、母親を殺すのはなあ。
    初めて読んだ新堂さんの作品でしたが、最初の1冊には向いてなかったかもしれません。
    あと何冊か読んで傾向をしりたいと思います。

  • まずもう表紙ありがとう。

    『少女には向かない職業』的 なものを感じる文体。つまり少女の一人称。

    一線越えてる具合がたまんない。狂ってる。

  • 褒めていた人がいたので読んでみたが、小説って肌に合わないとどうしようもないところが…最後まで読んでも釈然としないものだけが残ってしまった。
    20080703

  • 星5個にしてもよかったくらいいいのですが、内容が内容なので、4個半くらいってとこで。2005年に起きた高校生の娘による母親毒殺未遂事件をモチーフにした作品で、少女がとある出来事から心を閉ざし、常識とは違った世界に生きていくさまがリアルに描かれていると思います。自分で処理できない感情を抱いたまま成長した少女がこのような犯罪に手を染めることを誰が裁けるのだろうか?という思いも感じました。やっぱり新堂さんには純愛より、こういうのを書いて欲しい=。

  • 最後に主人公が捕まってちょっとほっとした。
    完全犯罪が成功して,主人公がなにごともなかったように生きていくなんて怖すぎる。
    ごはんの前に読むことはおすすめできません。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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