小林カレー

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 122
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344015173

感想・レビュー・書評

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  • shiro

  • 絶版なのが残念

  • カレーとは何か。
    ケンタロウの見解が面白くて、カレーと言った者勝ち、みたいな。
    カレー哲学である。

    ギリギリそれはカレーかというものから、ハンバーグがどんと居座ったカレーまで。
    スパイスを調合するものから、市販のルーを使ったものまでいろいろ。

    厚揚げをいれたタイ風カレーだとか、豆腐カレーだとか、
    いくつか作ってみたが、何を作ってもうちの家族には不評。
    及第点をもらえたのは市販ルーを使ったミートボール・カレー。

    ケンタロウの料理一般が、量が多い、肉が多い、ときどきかなり辛い。
    どうもこれがわが家の女たちには評判が悪いのだ。
    その上、彼女たちはカレー味の肉じゃがの如きを正しいカレーと思っているのだ。
    いいだろう。それもカレーだ。

    でも私はカレーで冒険がしたいのだ。
    カレーで宇宙の彼方、底なし沼の底まで行ってやりたいのだ。
    おぼえてろ、また、作ってやる、小林カレー。

  • 2年くらい前?に購入。
    装丁が綺麗で見ていて楽しい。

    が、スタンダードなカレーというよりもちょっと変わり種のものが多く、家族の好みに合わないため、うちではあまり出番がない…。

  • 2012年8月21日読了。ケンタロウ氏による、簡単に作れる(作れそうな)カレーのレシピ集。この人の料理のコンセプトが「どこにでもある素材と調味料で、簡単においしく作る」という点にあるようで、自分にもできそうな素材・手順とおいしそうな写真が多く載っており食欲をそそられる。(料理欲をそそられるべきだって?)カレーの3分類として、「ルウを使ったもの」「カレー粉を使ったもの」「スパイスを使ったもの」と分けられるという。こだわりカレー本では敬遠されがちなカレールウだが、日本の名だたる食品メーカーがスパイス・味のバランスにこだわりぬいて開発したもの。また自分の幼少の記憶にある「おいしいカレー」は全てカレールウによるものなのだから、下手にこだわって料理に制約をかけるよりも、上手に利用して食事を楽しんでいくべきなのだろう。

  • 男とカレーはきって切り離せない関係だと思う。 この本には、材料が書いてあるが、何人前が書いていない、でも、肉を煮る時間は書いてある。そう、それがカレーライフ。

  • カレーとケンタロウさんの組み合わせは、最強でしょう。
    なんだかんだ、2週間に一回は開いている気がする。

  • 「料理本」のカテゴリだけど、わたしの場合、ケンタロウさんの本は、「読み物」としてだいすきだ。
    そして、この本がすごいのは、本屋でつい手に取ったのは、
    なんといってもデザインが!ただ者ではない感じ。ビニールカバーがすごく似合う。
    そして写真がすてきなの。たしかにぜんぶカレーなのに、それぞれちがうスタイリング。それが料理とぴったりで、なんかもうおなかがすいちゃうよ。
    琺瑯のなべに入った「翌日の家カレー」最強。
    ケンタロウさんらしい言い回しとか、「おれ」とひらがなで書いてあるところとか、ぜんぶ、ぜんぶお気に入り。
    そういえば「小林カレー」って、だれが考えたタイトルだろう。ほんとに秀逸だよなぁと。うんうん、小林カレーだな、としみじみ納得したりする。

  • 今日のご飯はカレー!って時に読まないといけない本。何気なく読んでるだけでもう作りたくなるから。
    それぐらいカレーの魅力にヤられます(笑)

  • ココナッツのカレーを作ったら、あまりのココナッツ臭に降参して市販のカレールーを投入・・・
    などしながら実際に作ってみました。
    本格的なカレーレシピから、市販のルー使用のアレンジレシピみたいなものまで、幅広く載っているのでカレー作りたい欲がむくむく。

    肉は煮込めばいいのか!
    カレー粉で炒めちゃえばカレーと名乗っていいのか!など教えてもらいました。

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著者プロフィール

1972年東京都生まれ。料理家。武蔵野美術大学中退。テレビ、ラジオ、雑誌、商品企画など多方面にわたって活躍。料理のモットーは「簡単でおいしく、かつ洒落っ気があって現実的なもの」。見た目も実際作っても、簡単でおいしい! と世代、性別問わず幅広く信頼を得ている。多忙を極めながらも、キャンプや車など日々を楽しむそのライフスタイルやセンスにも定評がある。著書には『ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!』『いえ中華 ムズカシイことぬき!』『ケンタロウの「魚」 ムズカシイことぬき!』『ケンタロウ1003レシピ』(いずれも講談社)など多数。

「2011年 『ケンタロウの洋食 ムズカシイことぬき!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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