- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344015388
感想・レビュー・書評
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もう一度DVDを借りてこなくちゃと思った。こだわりのポイントはほぼ押さえて見てたつもりだけど。もう一度観たい。
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妄想込みの自伝もついて、読み物として面白かった。
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10015
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音楽関係に携わるものとして、ものづくり、興行、に対する姿勢が勉強になった。
もう何回か読み返して、自分のものにしたい。 -
「人間は身体の感覚の範囲でしか思考できないものであって、新体が頭脳を従属させている場合もあるのかもしれない」
「アニメーションは言わば人間の生み出す妄想の究極の産物」
押井さんの映画には、国家とか価値観みたいな「大きな物語」、物語のキーパーソンになってくる「大文字の他者」が必ず現れる。それは彼自身が60年代に覚えていた体制への疑問だったり、越えられなかった、崩せなかった壁が、映画っていうwork(仕事・作品)の中で具現化されているんだと思う。たとえば「スカイ・クロラ」におけるティーチャとあの世界も、攻殻における国家とか「人間」のジレンマも。現実に内在しない考は、それがどんなに内側に輝きを秘めていたとしても、artで終わってしまう。 -
押井守監督作品、少なくとも『スカイ・クロラ』は観ておかないと読んでも面白くないかも。監督のアニメーション映画に対するこだわりが窺えます。私自身は押井作品を全部観ているわけではないけれど、エピローグの自身の半生を振り返った件が面白かった。