欲情の作法

著者 :
  • 幻冬舎
3.10
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本棚登録 : 329
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016224

感想・レビュー・書評

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  • これを本として出せることがすごい。
    一言で言えば、男は恐れることなくアタックしろということ。
    本当にくだらなずぎる。 くだらなすぎておもしろい。
    かなり笑える内容になっているのだが、 値段が気持ち高い。

  • 恋愛論に逸脱、感性に凄く魅かれます。
    個人的に優しい殺人が一番好きです。

  • 僕の考えに近い気がする。女の子には怒られそうだが。

  • 恋愛スキーの乙女に御借りした。

    殿方の仕組みはねえ。笑えますよね。

  • なるほど、なるほど
    男と女は違うってことなんですね。

  • 最初の自分の精子を見ようという提言が圧巻。
    あといろいろ参考になりそうな恋愛テクニックが書かれていますが、男に好かれる女、という項目は自分の趣味と欲望丸出し、正直すぎて逆によろしいわ。
    男も灰になるまで、すけべ、ということですね。

  • 平成世代には必要な本なのか?只、性と誠実に向き合うにはいい本だと思った。

  • ベストセラーとなった『失楽園』『愛の流刑地』に代表される恋愛小説の圧倒的なリアリティはどこか

    ら生まれるのか?文壇屈指のダンディとして、渡辺氏が幅広い世代の女性たちから人気を得つづけてい

    る理由とは何か?――本書で初めて明かされる著者ならではの「相手をその気にさせる黄金の法則」。

    既存の恋愛本にはない、著者ならではの医学的見地、文化的見地を基にした考察がベースとなっていま

    す。「男と女のラディカル(根源的)な違い」がわかれば、人が人を好きになるメカニズムが手に取る

    ように理解できます。そこから導き出された数々のオリジナルな恋愛作法、画期的なコミュニケーショ

    ン術は、「相手をその気にさせる」という視点から言えば、究極の営業テクニックと言えるかもしれま

    せん。執筆に際しては、実際に30代の独身男女を著者自ら取材。その情報に加えて、本邦初公開の自

    身の成功・失敗の体験談が随所で紹介されています。

    “欲情の作法”とは…
    1 卵子と精子の性質が語るもの
    一人の男しか愛せないのが、女性の性。そもそも振られるのが、男性の宿命。
    2 恋愛にもあてはまる廃用性萎縮
    人と接し、語らい、時には食事をする習慣を。
    3 人間関係を円滑にする褒め言葉
    軽い褒め言葉は男女の間の潤滑油。深く考えず、心を込めずに、まず言ってみる。
    4 相手の本音を探る、さりげない行動
    自分のオーダーした料理の味見を勧めてみる。バーのカウンターで、意識的に肘を当ててみる。他

    なんと罪作りな本を書いてくれたことだろう。
    女としては、男にこういう知恵をつけてもらっては困るのである。
    対抗しようと思えば、女もこの本を読むしかないではないか。
    ――村山由佳(作家)

    男と女はまったく別の生き物。
    そうは分かっていてもついつい自分と同じ目線や発想を求めてしまう。
    そんな愚か者の私には『欲情の作法』は心穏やかに、幸せに満たされるためのバイブルのようなもの。
    もう少し早く書いて欲しかった。
    ――安藤優子(ニュースキャスター)

    「あなたが欲しい!」―男と女の原点をとらえた本書を読むと、その一言がゾクゾクするほど力を持ち

    はじめる。元気になる。誰かをむしょうに愛したくなる。若いヤツも、中高年も、男も女も、恋愛や人

    間関係に疲れ気味のすべてのひとに効く強壮剤だ、これは。
    ――重松清(作家)

    考えてみれば、当然、欲情にも作法はあってしかるべきだ。渡辺さんならではの洒脱説法はおかしくて

    楽しくてその上めっちゃ勇気を与えてくれる。これからダメモト戦法をもっと活用しよう。錆びた血が

    また騒ぎだした。
    ――児玉清(俳優)




    いい意味で教科書でしょうかね。
    それを生かすも殺すも本人次第ですけれどね♪

  • タイトルが素晴らしいな、と思った。ただ、それだけだった。

  • 男と女は違う生き物。ひとまずそこそこに女性は数人をおいつつ、ふられることはおそれずに。
    あとは結論を急ぐな。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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