カミカゼ

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 154
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022027

感想・レビュー・書評

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  • カミカゼ特攻隊の一人の青年が、現代の日本にタイムスリップする話。
    とはいえ、お涙ちょうだい的な悲壮感も無く、イイ話的に持っていく訳でも無く、絡め方が絶妙。

  • カテゴリをSFにしたけど、SFってのも今一つ腑に落ちないんだけれど…。
    でもSFかなぁ…。
    神風特攻隊として、空母エンタープライズに迫る瞬間、陣内武一は現代日本にタイムスリップしてしまった。 サムライには現代日本の姿はどう映るのか…。 
    ラストで、それまでのすべてが収斂していく様は、非常に気持ちいい。
    SFであり、戦争ものでもあり、現代日本の病巣を突く読み物としても楽しめた。 
    武一の描かれ方が、とても素敵でイイ。

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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