ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸---- メーヴェが飛ぶまでの10年間
- 幻冬舎 (2013年9月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344024502
感想・レビュー・書評
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長いスパンで夢を実現。なぜこれを実現したかったか、自分のためだけなら、多分、ここまでがんばれないのでは。希望のためのソーシャルデザインだと感じました。
この本、面白いのですが、語り口があまりにも冗長で、読み進めにくかった…。話言葉のようにやさしすぎる感じ。文章の量にくらべ、情報量が少ない気がして、ちょっと食べ足りないかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
No.623
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YouTubeでこの機体の飛ぶのを見て以来、この本を読みたいとずっと思っていた。何と、勤務先の図書館に入りました。素晴らしい選書眼です。
さて、メーヴェを飛ばしたいという筆者の熱い思いで出来上がったこの機体。やはり、作るのも、飛ばすのも、大変な苦労の連続であったことがわかる。何しろ資金をどう調達するか、試験飛行の届け出はどうするか、などなど、作成と実験以外の問題にも対処しなければならない。ある意味で、この本な良質な問題解決の実践例と言える。
同時に、飛行機というものが人の夢を乗せるだけでなく、戦争ともつながりの深いものであることを意識させられる。筆者はそうした観点に対しても目配りを怠らない。アーティストとは、また優れた実践家でもあるのだ。
駆け足で読んだが、良かった。お勧めする。 -
「風の谷のナウシカ」に登場するメーヴェを現実に(勝手に)作ってしまう話。
この、「中2のココロと大人の技術の融合」ってすごい。
いつの間にか「おっさんのくたびれたココロと中2のままの幼稚な技術の腐れ縁」になっていたんだな、と思うと、なんかすごい喪失感。
ちゃんと真面目にバカをしよう、と思う。 -
本当にうつくしい機体!ナウシカファンにはたまらないプロジェクト。
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メー○ェを作ってみたための工夫というよりは、自主制作飛行機を作るためのノウハウ的なものを感じた。しかし、メー○ェという名前が無かったらお金も集まらないし、現代美術としても成り立たないのだろう。わかんないけど。
非公式でもこんなに盛り上がるとは、風の谷のナウシカって偉大ですね。 -
Youtube見ました。なぜだか涙が出てきました。ホントに翔ぶんですね。