延長戦に入りました (幻冬舎文庫 お 13-1)

著者 : 奥田英朗

• 幻冬舎 (2003年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[the_shoe_fairyさんの感想 · 2014年3月6日]

スポーツに関する爆笑エッセイ。
ムチャなことをたくさん書いていて面白い。
奥田さんの妄想力、着眼点、すごいです。

[yukoさんの感想 · 2014年2月24日]

ソチ五輪見てたら再読したくなって。何度読んでも面白い。

[daisukeuchidaさんの感想 · 2014年2月9日]

エッセイかなんだかわからないとあとがきに書いてあるように、だらだら言っているだけといえばそれまでなんだけど、思っていることが割と近いのと、こういうのを公共の紙媒体で言えちゃう勇気がすごい。スポーツネタっていうのもまた親しみが湧いてよいですね。少し古い話になってしまっているので最近のネタだったらより感情移入できたかも。

[ひろろさんの感想 · 2014年1月20日]

スポーツに関するぷぷっと笑える冗談のようなエッセイ。着目点が素晴らしいです。何気ない事柄を、よくこんなに面白おかしく掘り下げて書けるものだと感心。
スポーツ新聞目当てに図書館に足を運ぶおじさん達の攻防、クラスの出席順、大顔の悲哀など、思わずぷぷってなりました。好きです、こういうの。

[とんこつさんの感想 · 2013年11月4日]

大好きな作家の一人、奥田さん。
彼のエッセイを読むのは初めてかな。

自分の中に文庫縛りがあるので、小説はもう底をつき。単行本の発売年から考えると、当分文庫化はなさそうだなぁ…
というわけで、エッセイに手を出した次第。

サラッと読めて笑えます。
爆笑ではないけど、ニヤッとしてしまう感じ。

レスリングのタイツはなぜ乳首をだすのか。

ボブスレーの前から2番目の選手は何をする人なのか。

タイトル見ただけで笑えます。（中身も勿論）

エッセイとして珠玉！オススメ！というわけではないけれど、
何も考えずに読むには良作です。
ひとまず、奥田さんの文庫小説がでるまで、他のエッセイ集も読んでみます。

[mumin0301さんの感想 · 2013年9月8日]

人とはちょっと違う目線を持つ。それでスポーツを楽しんでる本だけどきっと仕事にも役立ててるんだろうな。それにしてもめっきりスポーツを観なくなった…

[りくまるさんの感想 · 2013年8月23日]

☆3.8
初めて読んだ奥田英郎のエッセイ。
「ボブスレーの２番目の選手は何をしているのか」「レスリング選手の乳首はなぜ出ているのか、あの衣装はもう少し何とかならんものか」「スピードスケートの女子選手はガニマタのスタートダッシュを観客に見られるのは恥ずかしかろう」など、スポーツに関する「どうでもいいけど言われてみれば気になるわ・・・」という部分を真面目に考えてみている。ちょっとおもしろい（笑

[kazuさんの感想 · 2013年7月31日]

読書メーターの読友、かおりさんより譲って頂いた本。スポーツに関連したエッセイ集34項目。著者奥田英朗さんより一つ歳上で1958年生まれなので、奥田さんの学生時代のネタ、森田健作主演『おれは男だ！』の相沢高校剣道キャプテン丹下竜子（女剣士：小川ひろみ）、が女子剣道の母、大いに納得します。中学の同級生で剣道部多かったです。「吉川く～ん～」流行りました。自分自身はひとつ上の先輩にバレーボール部に勧誘され、、入学前に入部が決まっていて残念でした。近所の医院で読了。待合室で笑いをこらえるのに必死でした、面白いですよ。

懐かしい、近鉄時代の野茂投手とか登場します。雑誌『モノ・マガジン』に1992年４月から連載された《スポーツ万華鏡》という、エッセイなので21年前になります。男性誌の連載なのでちょっこと読んで違和感があったのでしょうか？男性なら気楽に読める爆笑本ですね。

懐かしい思い出。おまけとして《さらば涙と言おう》 森田健作「おれは男だ！」主題歌 ドラマのスナップと共に⇒http://www.youtube.com/watch?v=es40AmeAIuU
『おれは男だ！』星の広場に集まれ！（26：38）⇒http://www.youtube.com/watch?v=4zy5oUZabwI&list=PL10D236778C3E3CDD&index=9　☆相沢高校剣道キャプテン丹下竜子登場⇒http://clipcast.jp/v/000100000022889

[you-sunsetさんの感想 · 2013年7月12日]

目線がおもしろいよね、この人。
時間つぶしにサラッと読めて、ニヤッと笑える。

[klerkenberさんの感想 · 2013年4月21日]

爆笑間違いなし

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔（下）　新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」