喜びは悲しみのあとに (幻冬舎アウトロー文庫 O 40-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405004

感想・レビュー・書評

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  • ・・・そうか、あの小説に出てきた障害児は、打海さんの息子さんだったのか、と驚く。
    世に名の知れてる人、まったく知られてない人、いろんな人の辛さ、悲しみ、寂しさ、との向き合い方。

  • ノンフィクションなのでいいとか悪いとかは言えないが個人的にはあまり読まない。 
    でも最初の「小さな喜びを糧に」の最後のところで泣いた。

  • 前作も読んだんですけれども、今作はタイトル通り、なんとなく希望が持てる終わり方をしている…エピソードが多いように思いますね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    それにしても著者は文章がうまい…グイグイ読んで行けますね。それは解説者も指摘していることですけれども…

    個人的にこういう、人の生活のエピソードを集めた本というのは大好物ですので、今後も著者の本を読んで行きたい!

    と切に思った本書なのでした…おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 916
    「友がみな我よりえらく見える日は」に続くノンフィクション・コラム。
    第一線で活躍しながらある日突然球団から戦力外通告されたプロ野球投手、
    脳に障害のある子を持つハードボイルド作家(打海文三)、デパートの実演販売の男…

  • 上原隆の切ないシリーズ2冊目。さらに透明感を増した文章と、前作よりもほんの少し希望がある分、非常に読みやすかった。相変わらず切なかったけど。平易で上手な文章はかなり好み。

  • いろんな人々。

  • (「BOOK」データベースより)
    脳に障害のある子を持つハードボイルド作家、倒産した地方新聞社の元社員たちの困難な再就職、「子殺し」の裁判ばかり傍聴し続ける女、十年間第一線で活躍しながらある日突然「戦力外」通告されるプロ野球投手。人は自らの存在を道端の小石のように感じる時、どのように自分を支えるのか?安らぎと感動のコラム・ノンフィクション第二弾。

  • 上原隆のコラムノンフィクションを読むと、絶望とかイッパイイッパイとかが、ありふれたものに思える。

  • 071128読了。好きな作家、上原隆さん2冊目。1冊目の方が書き方がスキかも。でもこういう本、とてもいい。

  • ¥105

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著者プロフィール

1949年、神奈川県横浜市生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。エッセイスト、コラムニスト。記録映画制作会社勤務のかたわら、雑誌「思想の科学」の編集委員として執筆活動をはじめる。その後、市井の人々を丹念に取材し、生き方をつづったノンフィクション・コラム『友がみな我よりえらく見える日は』がベストセラーとなる。他の著書に思想エッセイ『「普通の人」の哲学』『上野千鶴子なんかこわくない』『君たちはどう生きるかの哲学』、ノンフィクション・コラム『喜びは悲しみのあとに』『雨にぬれても』『胸の中にて鳴る音あり』『にじんだ星をかぞえて』『こころが折れそうになったとき』『こころ傷んでたえがたき日に』などがある。

「2021年 『晴れた日にかなしみの一つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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