永遠の仔(二)秘密 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1843
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405721

感想・レビュー・書評

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  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 第2巻。
    親目線、子の目線、第三者の目線。
    同じ出来事でも、どの目線に立つかによって大きく様相が変化する。

  • 再読。

    3人の再会は良かったのか。。隠したかった過去が少しずつ紐解かれてゆく。そのたびに苦しくなっていく。読んでて辛い。でもなんだろ、3人の辛さをわかってあげたいという変な責任感がある。そっとしてあげるのがいいのか。。

    3巻へつづくー。

  • ずっと読みたいとは思っていたけど
    なにせ5冊もあるから~笑なかなか手を付けられなかった本。
    表紙もなんか重い感じがするしね・・・・苦笑
    でも全然読みやすい、でも内容はやっぱり重いけど
    これは凄い本に出会ってしまった
    主人公が抱える問題は重すぎるけど
    先が気になってしょうがない。
    続きを!!!!

  • 人に勧められた.久々に寝食を忘れて読み耽ってしまった.
    年末年始に一気に読んだけど,話が重すぎて全くめでたい気持ちになれない正月だった.
    重くてページをめくるのが苦しいんだけど,続きが気になってしまった.

    人はみな誰かに認められたくて,受け入れられたくて,時に誰かを傷つけてしまう.
    承認欲求とはやはり恐ろしいものだと思う.ともすれば欲求が肥大化し,手を付けられなくなってしまう.
    承認欲求と上手に付き合っていくというのは難しいけれど,やはりとても重要なことだ.

    登場人物の心情を想像するのが辛くて,悲しくて.でも,想像する営みは,私達にとってとても重要なことなように思う.
    人の痛みに思いを馳せること.みんなが少しずつそんなことを出来れば,世界はもう少し優しくなるかもしれない.

  • 5にまとめます

  • く、苦しい…
    もう、三人の息苦しくて、切羽詰まるような精神描写に胸の痛みが止まらない…

    今のところ、犯人に一番近い印象なのはジラフだろうか…だけど弟かもしれない。いや、ユウキもモウルも白とは言い切れない。ましてやまだ登場していない人物の可能性も捨てきれないでいる。何とも軽妙で、シッポを掴ませないのがワクワク感ドキドキ感を増大させていく。早く次が読みたくて堪らん~

  • (^.^)

  • 優希、笙一郎、梁平の三人の過去のベールが少しずつ解けてきましたが、まだまだ朧げで、核心に近い部分は謎に満ちたままです。多摩川沿いで殺人事件が二件発生しますが、その時間その近辺を歩いていたと思われる優希、証拠隠滅を図る梁平、怪しい発言をする聡志の誰かが関わっているのでしょうか…。児童虐待の部分は読んでいて辛いです。自分の親は一歩間違えればそうなっていただろうし、いい子を強迫され、演じていた私には、自分自身の過去を抉られるような気持ちになり、ついつい過去を振り返らずにはいられません。

  • 少しずつ語られる過去と現在。平穏だったはずの現在も、大きく動き出している感じでますます先が気になる。物語の核心は、まだ明かされず。

    ある意味ではテンポが遅いともいえるんだろうけど、こうやって丁寧に描いていく物語は好き。

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著者プロフィール

天童 荒太(てんどう・あらた):1960(昭和35)年、愛媛県生まれ。1986年「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞。1996年『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞受賞。2009年『悼む人』で直木賞を受賞。2013年『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『包帯クラブ ルック・アット・ミー!』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』などがある。

「2022年 『君たちが生き延びるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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