砂の狩人 (下) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344406797

作品紹介・あらすじ

新宿に厳戒令。中国人マフィアと暴力団の全面戦争が始まった!殺された組長の子供は、口に携帯電話を押し込まれていた。中国人の仕業だと暴走した暴力団員、血染めの応酬をする中国人マフィア、緊急配備につく機動隊…。ついに警察庁の女性キャリア刑事は、に禁じ手の拳銃の使用を許可した。…神よ、あなたは一体何人死ねば許すのか?

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!登場人物もどんどん増えて、次から次へ新事実がわかっていって、最後まで予測不可能のドキドキでした。

  • 警察官を辞めた西野。
    最後は命を落としてしまう
    キャリアの女警視も取り調べ中自殺
    最後は悲しい幕引き。

  • 中国人とヤクザ、警察それぞれの思いが交錯する。後半は息詰まる展開から、一時は落ち着いたように見えたが、ラストまでは怒涛の展開で一気読み。最後は、第一弾と同じく結局、佐江しか残らず、無惨な結末に。それでもシリーズは続くのか。。。新宿鮫とは異なり、ヒーローが花火のように散るのは切ない

  • 大沢在昌先生の作品で、部隊が新宿、主人公が一匹狼の(元)刑事であれば、面白いに決まっています。
    実際読んでみて、最初から最後までドキドキですごく面白かったです。

  • 狩人シリーズ第2弾。元刑事の主人公が、暴力団組長の子女連続殺人を捜査するハードボイルド。

  • 前の狩人シリーズとは、また少し異なった主人公でしたが、魅力的でした。

  • ハラハラドキドキしっぱなしの下巻でした。
    権威と権力が入り混じるパワーバランスは、読んでいて唸るばかり。

  • 2021/10/03 111読了

  • 予想通りの最後で悲しかった

  • 下巻は一気に読み切った。読まずにはいられなかった。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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