孤高のメス 第6巻: 外科医当麻鉄彦 (幻冬舎文庫 お 25-6)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409316

感想・レビュー・書評

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  • 1‐6巻を通して、誰もこれもキャラが立っている。
    医療シーンの描写は、著者が医者であることから当然のように細かく、技術だけではなく、医者側、患者側、双方の心情が事細かに描写されており、非常に素晴らしい。

  • 当麻先生カッコいい❗️

  • 脳死患者からの肝移植が成功しても、日本の閉鎖的な医療社会では受入れられ無かった。と言う事で当麻先生はヘッドハンティングされて台湾へ行ってしまう。

    現実脳外科で有名なF島先生も既にアメリカを拠点にしているし、人と違うことをする人、教授を差し置いて出ちゃう杭は本当にガンガン打たれるのが日本の現実なんだろう。

    ここまでは、分かりやすい日本医療を表しており素晴らしい。ただ、当麻先生人気過ぎ~送別会で看護師が次から次へと抱きつくなんて・・・・現実あり得ないんですが。
    ってもし本当なら節操の無い世界だわ~
    寂しい別れを感情を隠して見送るのが日本人の慎ましいところ何じゃ無いの?アイドルの追っかけじゃ有るまいし・・

  • 「孤高のメス 6 外科医当麻鉄彦」脳死肝移植に成功した当麻だったが…
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-02-21-1

  • 巻末の作者のあとがきに小説の文庫化になった経緯があり、読後の感動がさらに増幅されました。願わくは当麻先生のような医師がこれからもご活躍されますように。(京子の手紙みたいですが。)

  • おもしろい

  • 当麻先生、愛されてるなぁ。

  • ついにラスト・・・
    医学界というか伝統というか規則というか・・・
    それは破るためにある!
    と誰かが言ったということがあるのかもしれません。
    ただ、それをはじめにやると必ずといっていいほど、バッシングがあります。
    今は当然といってもいいほどプロ野球の世界ではメジャーリーグへと行きますが、この流れのきっかけを作ってくれた、野茂選手はそうそうたるものでした。
    そんな人がいなければ、作れないいい流れってものはあります。
    その勇気と行動力。
    僕にもあるでしょうか

  • 4/25読了
    これ面白かったな〜〜。
    医療用語が結構あったけど、、、

  • 最終巻は、やはり凄い。主人公が自身の医療倫理を喝破するシーンは「そうだそうだもっと言ってやれ!」の思い。ラストの主人公の選択も、『医療界に対する「やるせなさ」』と『その後の活躍』を伺わせる。全6巻 飛び飛び(刊行が一ヶ月に2冊づつ)だったけど十分に愉しんだ。

著者プロフィール

医師・作家。一九四三年愛知県生まれ。 京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み、「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など、先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。医学学術書の他、小説やエッセイなど、著書多数。

「2020年 『緋色のメス 完結篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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