奥の奥の森の奥に、いる。 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 603
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423831

感想・レビュー・書評

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  • あまり好みではなかった……
    ちょっと作者の性癖が入っているような気持ち悪さがあった…

  • キャラのブレが気になる…
    鬼になる基準、流石にそれはなくない?
    私にはとても陳腐に感じられました。

  • うーむ。10代20代に人気の山田悠介だが、ここ最近読んだ本は「いまいち」。内容が薄い。テーマはとても面白いのだが、なんだろうか延ばし過ぎてる様な感じがする。

  • 山田悠介氏の作品は、何冊か読んできたけれども、その奇抜さと恐怖心をあおる描写に感嘆としたものがあると思う。
    しかし、本作の書き出しこそ、日本に「悪魔村」なるものが存在し、50年に一度、希少種の悪魔が生きてくるという政府管理の下で、15歳程度の少年少女が不幸な人生を余儀なくされている・・・との展開。
    その後は、私には期待外れで、単純に悪魔村から脱出し、普通の人間として行きたいという人間本来への葛藤が淡々と描かれ、最後は「性同一性障害」という破天荒なストーリへ。
    私には、山田さんが何を訴えたいのかがわからなくなってしまった本でした。
    一つ感じたのは、「悪魔村」なんて想像の世界ではなく、現実の世界で十分存在して、悪魔が存在し、人間性を持たない人が現にいる!ってことかな・・・

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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