知識ゼロからのキリスト教絵画入門

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 67
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344902480

感想・レビュー・書評

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  • 西洋絵画に書かれている、主題とは一見何の関係もなさそうな小物たちに、何かを象徴する意味があると知って興味をもった。
    元をたどればきっとキリスト教絵画にルーツがあるだろうとこの本を読んだ。キリスト教のさまざまなエピソードをあらためて知るとともに、アトリビュートについてその一端を知ることができ大変参考になった。
    絵画が小さくて細かいところが見えにくいのが残念。
    美術館に行く楽しみが一つ増えた。

  • 非常に分かりやすかったが、反面得られるものも少なくなってしまったように感じた。個人的にはアトリビュートだけでも、各テーマに関して固定枠として明示してもらえればよかったなと感じた。

著者プロフィール

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリアンルネサンスを中心とする西洋美術史、文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ―生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞、2007年に開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」では日本側の監修者となった。『錬金術の歴史』(創元社)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『西洋美術史入門』、『西洋美術史入門〈実践編〉』、『死と復活――「狂気の母」の図像から読むキリスト教』(筑摩書房)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(東京堂出版)など著書多数。


「2024年 『パリ 華の都の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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