データ比較「住みにくい県」には理由がある (祥伝社新書 163)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396111632

作品紹介・あらすじ

県民の生活力、生産力、将来性、所得格差、県内格差、官民格差、公務員の不正、医療・福祉、教育、治安…この数字をみれば、あなたの県のイメージが180度変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 様々なデータから都道府県を比較している本であり、それ以上でもそれ以下でもない。所得、教育、治安などをデータで検証している。さらにこの本を深く読み活用することもできると思った。所得の差が教育に影響があるかないか?とか、所得が低い県の治安はどうか?とか、気になるところを調べてみようかと思った。

  • 2009年6月刊。刊行時の最新データを中心とした統計順位とグラフで都道府県別に暮らしやすさをはかったもの。
    所得と出費、県内格差、教育力、治安、さらに出生・結婚・高齢化・死亡のデータで県の特色、地域の偏りがわかる。

  • 数点?と思う分析・解釈があった。
    表に出てくるデータだけなので仕方がないところもあるのかな。

  • 確かにデータ比較です。資料多いです。
    この資料だけでも価値はあります。
    でも、そこからの分析が足りないと思います。
    「理由がある」ことに対しての作者の言葉が見えてきません。

  • ものすごい情報量、図表、グラフ化され、とても見やすい。理科年表みたいだ。

  • データは多いけれども
    文章はややあっさりと言う印象。
    ただし、すごくよかったと思うのは
    自分の県のいづらさがわかったということ。
    どうりでおかしいわけだ…

    ただし、なぜかあるランキングで
    1位になっていたのには驚きでした。
    いわれてみれば確かなのですがね…
    学力はこうレビューを書いている私が証明です。
    さほど高くはありません…

    文にあまり期待はしないほうがいい本です。

  • データを整理し、図表にまとめるのって、大変だったろうな、と思う。
    それは分かるが、データで掬い取れることは限られているのも事実。
    例えば、全国学力調査で、岐阜県は小6算数では35位だが、中3では6位(いずれも平成20年)。
    受験している子どもが違うので、これだけで県の教育政策や教育方針については、実際問題何もいえないだろう。
    だから、この本とも、こういう視点で切り取れば、こう言えるという程度でおつきあいした。
    その意味では、雑学本的に読んでしまったというか。

  • グラフばかりで読むのにちょっと疲れる。

    (後で追記予定)

  • データが多く掲載されており、興味深い。
    ただ、収入や教育、寿命などは環境の影響もあるが、基本的には個人の問題とも思う。
    個人の努力の範囲を超えるインフラや犯罪などのデータには価値があると思った。
    警察庁犯罪統計
    警察庁交通事故の発生状況
    総務省公害苦情調査

  • 03/07

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著者プロフィール

佐藤 拓(さとう たく)
明星大学心理学部 准教授
東北大学大学院文学研究科人間科学専攻心理学専攻分野博士課程修了。博士(文学)。
日本心理学会,日本社会心理学会,日本パーソナリティ心理学会などに所属。専門は社会心理学,応用認知心理学。
著訳書は,『嘘と欺瞞の心理学:対人関係から犯罪捜査まで 虚偽検出に関する真実』(共監訳,福村出版),『嘘の心理学』(分担執筆,ナカニシヤ出版),『現代のエスプリ:嘘の臨床・嘘の現場』(分担執筆,至文堂)など。

「2021年 『「隠す」心理を科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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