映画じゃない日々 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 446
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337940

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりワンパターンなんだよなー

  • 女性的な文章で綴られた繊細な文章、それぞれの登場人物をオムニバス形式で心情を描いていく。

    家出少女、就職の決まらないOL、子供ができない主婦、etc

    それぞれの抱えている問題やストレスを書いている

    ただ、書きすぎな気がする

    もっと登場人物の心情とかを読者が想像できる形で書いてほしい。

    決められた枠の話を決められた形で、ただ眺めるだけ。


    なのでちょっと物足りなかった。

  • 女子八人のある映画館を軸につながる連作短編集。

    んー、共感できないのは、女子っぽすぎるからか?
    なんか、そんな恋愛恋愛されても、わからん。その気持ち。と思う。

    ただ、「個人じゃない自分」の中には少し共感するセンテンスあり。流されている今の自分と重なる。


    「わたしにとって未来は、切り開くものじゃなくて、単に目の前に差し出されるものとなっている。

    いったい、自分はどうなっていきたいんだろう。」


    『ふがいない僕は空を見た』の後に読んだこともあり、何故か深い、哀しい、考えさせられる気分になっちゃったけど、たぶんそれは、ふがいない…の影響。

著者プロフィール

1983年、北海道生まれ。歌人・小説家。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年、『ハニー ビター ハニー』で小説家としてデビュー。その他、詩やエッセイなど様々な分野で活躍。著書に『あかねさす――新古今恋物語』『真夜中の果物』『こぼれ落ちて季節は』『この街でわたしたちは』『消えていく日に』『そして旅にいる』『マッチング!』などがある。

「2023年 『この場所であなたの名前を呼んだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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