本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396337940
感想・レビュー・書評
-
やっぱりワンパターンなんだよなー
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女性的な文章で綴られた繊細な文章、それぞれの登場人物をオムニバス形式で心情を描いていく。
家出少女、就職の決まらないOL、子供ができない主婦、etc
それぞれの抱えている問題やストレスを書いている
ただ、書きすぎな気がする
もっと登場人物の心情とかを読者が想像できる形で書いてほしい。
決められた枠の話を決められた形で、ただ眺めるだけ。
なのでちょっと物足りなかった。 -
女子八人のある映画館を軸につながる連作短編集。
んー、共感できないのは、女子っぽすぎるからか?
なんか、そんな恋愛恋愛されても、わからん。その気持ち。と思う。
ただ、「個人じゃない自分」の中には少し共感するセンテンスあり。流されている今の自分と重なる。
「わたしにとって未来は、切り開くものじゃなくて、単に目の前に差し出されるものとなっている。
いったい、自分はどうなっていきたいんだろう。」
『ふがいない僕は空を見た』の後に読んだこともあり、何故か深い、哀しい、考えさせられる気分になっちゃったけど、たぶんそれは、ふがいない…の影響。