さくら餅 縄のれん福寿 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.07
  • (1)
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 52
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396342906

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この作家の時代小説は初めて?だったか。
    居酒屋の女将を中心に、常連客の悩みや事件を絡めての人間模様が描かれる。

    シリーズ2巻目をなぜか、最初に読むことになったが、それでも十二分に楽しめる構成。

    この居酒屋もの(というジャンルがあるなら)では、他の作品と大きく違うのは、江戸の巷で人々が行っていた季節の伝承や、その時代の地域の特徴ある料理なども詳しく紹介されてその点も実に興味深い。

  • 縄のれん福寿第2巻。
    生き別れの生みの母を探して、信州から江戸へ出てきた連太郎と下男の勘助。
    連太郎は母に会えるのか?

    ちょっと都合よすぎないかなーと思うところもあるけど、ささっと読める。

    収録作品:春告魚 故郷の味 かまくら菓子 雪花菜の噺 彩り寿司 旅立ちの桜餅

  • 201702/前作より楽しめたけど、雪女とか無理やり入れなくてもいいエピソードのように思う。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

有馬美季子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×