生活安全課0係 ブレイクアウト (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 166
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396345211

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第6弾。
    前作から結構間が空いたので、もう出ないかと思った頃に出た。正直、もういいかなぁ、と思いつつ、他に読む本がないので、手に取る。
    失踪した娘を1年ぶりに探し始めた母親、何者かに狙われていると訴える女性、銭塚に埋めたはずの2,000万円が無くなったような気がすると言う老人…一見、何のつながりもないと思われる生活安全課0係に持ち込まれた案件。しかし、全ての事件は繋がっていた、と言う展開。
    ま、そうだろう、としか思えない内容。しかも動機がすごく浅はか。いい大人が…と言うのが端的な感想。
    ドラマもシリーズ化され、安定してしまったのか、やはり物語の裏側にはドラマのイメージが強く感じる。
    たまたま1回だけドラマを観てしまったので、ドラマのキャストのイメージが被ってしまったのが残念。原作だけ楽しみにしているファンもいることを忘れてないで欲しい。

  • 9月-13。3.0点。
    生活安全課0係シリーズ。杉並区の三つの事件、女子高生の失踪、主婦への脅迫、老人が2000万円を盗まれる。
    個別に捜査していくが、繋がりがあるのか。

    軽い感じで読み進める。軽いが、安定の面白さ。

  • あっさり淡々と読めた。ポワロばりに関係者を集めて犯人たちを言い当てるとこはなかなか良かった。最後に急展開の予感が。次回に期待。

  • 警察の「なんでも相談室」で扱う事件のお話。「事件」といっても残虐だったり血なまぐさいものはない。心が疲れていてあまり残虐なシーンがあるミステリを読みたくないときにおすすめ。まったりと読めます。

  •  相変わらずの冬彦さんです。周りがすっかり慣れてしまったのが、可笑しい。

     なにやら次は転勤ですか?0係ごと転勤してほしい。

  • 富樫倫太郎『生活安全課0係 ブレイクアウト』祥伝社文庫。

    いつの間にやらシリーズ第6弾。今回も変人KYキャリア刑事の小早川冬彦を中心に生活安全課の癖のある面々の活躍が描かれる。今回は事件解決までの過程が意外にあっさりした感じで、物足りなかった。

    警察が事件として取り扱わない様々な苦情や困り事が生活安全課に回ってくる。女子高校生の突然の失踪事件、謎の主婦脅迫事件、大金の紛失事件。同時に三つの事件に挑む小早川冬彦は……

    小早川冬彦は果たして次のステージへと昇るのだろうか。

    本体価格680円
    ★★★★

  • 久しぶりの変人刑事、小早川冬彦シリーズ。
    生活安全課0係で大活躍なので、どうも他に飛ばされそう?
    それにしても、相変わらずマイペースで面白い。
    事件は「何でも相談室」なので、大きくはないけど、それがまたいいのかも?
    まだシリーズはあるようなので、楽しみだなぁ。

    2023.12.6

  • シリーズの中では一番イマイチだったかも。。
    でもエピローグが!?!!??!っという感じだったので次回作に超期待!!!

  • 失踪した理由や、殺害しようとした動機がちょっと弱かったように感じました。0係メンバーのやり取りは面白かったです。

  • この春(2021年4月)から第5シリーズが放送予定の小泉孝太郎主演のテレ東系連ドラの原作シリーズで、本の方も第6弾。このシリーズ、ドラマと同様に結構軽い感じの話なのだが、話の構成としては、さすが富樫さん、しっかりしていると思う。今回もうまく複数の事件を組み合わせている。このシリーズは陰惨な事件が出て来ないので、安心して読める。しかし、ドラマの影響で寺田巡査長が、松下由樹さんにしか思えない。男なのに・・・

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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