「お菓子中毒」を抜け出す方法~あの超加工食品があなたを蝕む

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 371
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396616762

作品紹介・あらすじ

「お菓子中毒」を抜け出す方法 あの超加工食品があなたを蝕む

感想・レビュー・書評

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  • 根拠が筆者の感覚的なものもある。

  • 想像以上に身の回りは超加工食品で溢れていて、本当に高いモチベーションがないと全く摂らないことは難しそう…

    でも未来のために少しずつやめていって、薄味社会を自分の中に作り出していきたい。

    はんぺん、ちくわも当てはまるなんてびっくり。

    早口言葉の果糖ブドウ糖液糖は一番最初にきてるものは避けよう…

  • 今の快楽より、先の後悔を無くしたい。
    お菓子を食べない日はない、という位に25歳くらいからお菓子を食べ続けてきた。大好きなのは甘いチョコレートと塩と油に塗れたポテトチップなどのスナック菓子。更にこれが合わされば最強のお菓子として、私には抵抗する術などない。その都度、そこにひと時の満足感が私を包み込んだ。この幸福感とは、脳内でドーパミンが分泌されるなど、報酬を私は得て、そして操られていたのだ。そしてそれは翌日もその翌日も私をコンビニのお菓子へと歩ませる動機となった。
    糖毒という言葉を目にする。摂りすぎた糖は毒とあり、脳が得られる快楽は上述のごとく麻薬の様に私を何回も走らせてきた。
    お菓子は美味しい。安い。腹も膨れる。
    だが、健康に悪いのだ。糖尿病も肥満も元凶となり得る要素の一つだ。このまま食べ続ければ、私はお菓子に蝕まれ、時期に死に至る。死因はお菓子の食べ過ぎ。かなり恰好悪い。将来かなりの確率で後悔する。
    だから私はソフトドラッグお菓子を食べる悪習慣を本著で打破する策を得たい。
    【原理原則】
    お菓子の恐ろしさを侮ってはならない。
    お菓子は、生活習慣病の引き金となる。そして、お菓子には依存性があり、もはや無意識化の中でむさぼり、麻薬の中毒患者の様になる。
    私をお菓子へと誘う犯人は7個ある。
    ①白砂糖 言わずと知れた良くある砂糖。精製された白い砂糖
    ②果糖 甘いドリンク。果物そのものに中毒性は低いので勘違いしない。あくまでも精製された果糖。 果糖ブドウ糖液糖など。
    ③人工甘味料 カロリーゼロの商品は実は糖尿病リスクを上げる。
    ④小麦 小麦は全般だめ。ドーナツ パン パスタはNG。今我々が食する小麦そのものが遺伝子組み換えで不自然な食物である。グルテン過敏症といった症状もあり、小麦をぬいたら体調が回復するケースもある。
    ⑤食塩 濃い食塩味になれると、濃い食事に慣れ過ぎてしまう。濃い味は更に他の食事も加速させる。白米である。イカの塩辛の味といったらない。
    ⑥油 オメガ6系が良くない。サラダ油やトランス脂肪酸のマーガリンなど。スナック菓子にも加工された油(オメガ6)が多量に入っている。ジャンクフードも同様。オメガ6は炎症を促す。
    ⑦ストレス ストレスを感じれば人間、快楽を求める。睡眠欲、性欲、食欲が人間の三大欲求であり、一番手っ取り早いのが食欲、そこにコミットしてしまう。お菓子はストレスを満たしもするが、お菓子は体調不調を与え、体調不調とストレスの無限ループが死への螺旋階段となり、死に至らしめる。
    【私ができるアクションプラン】
    食べないもの(今までよく食べている)…外食全般。夜めしは遅くなったら食べない。一人では食べない。
    牛丼・ナン・唐揚げなどの揚げ物・スナック菓子・微糖コーヒー・パスタ・ドーナツ
    ・ケーキ・クッキー・ラーメン・安価なチョコレート・フライドポテト・チキンナゲット・ハンバーガー・
    食べるべきもの ナッツ カカオ70%以上のチョコ 食物繊維が豊富な野菜ブロッコリーなど ごはんの量を減らす。ヨーグルト(無糖) 果物入りの寒天 大豆粉を使ったお菓子 きな粉
    取るべき行動
    おなかが空いたら散歩
    コンビニには極力近づかない。
    自炊する。

  • 白砂糖:ビタミンもミネラルもない
    報酬系が狂う、代謝異常、認知症リスク
    果糖:食欲が止まらなくなって肥満、記憶力低下
    グルテン:BBBを通過し脳に直接作用して麻薬みたいになる 腸に悪い、認知機能低下
    食塩:ミネラルバランス壊れる
    アスパルテーム入り飲料:コルチゾール増える
    中毒状態の食欲リセットする
    ケトン体を上手く使える体になる

  • 白澤センセの著書にしては珍しく、自家製ジュースレシピがありません(笑)。「人工甘味料」は「糖アルコール」と「合成甘味料」に分かれると認識していたんだけど、この本では「人工甘味料」=「合成甘味料」です。あと、日本人の書いた本で、脂肪酸の分類にごま油を入れないのはズルイなあ。

  • 煽られる。けど例えば果糖でもこういう区分けなんだと知れる。

    白砂糖‥精度が高いほど
    果糖‥異性化糖の原料は、遺伝子組み換えトウモロコシ!
    ブドウ糖果糖液糖→果糖ブドウ糖液糖→
    高果糖液糖→砂糖混合異性化液糖→全て注意だがより右に行くほど加わってる
    老化しやすい
    ※人工甘味料‥アスパルテームなど
    小麦‥品種改良で不自然
    フワフワ感のあるもの
    さまざまな不調
    油‥植物性油脂
    ケーキ、クッキー、チョコ、アイス、スナック

    ストレスについて、砂糖より人工甘味料(アスパルテーム)が悪でコルチゾールも増えるのでストレス解消にすらならない!食べること以外のストレス解消法を見つける。
    運動は耐性をつける

    無添加ローストナッツ◯

    超加工品を避け、自然なものを取り入れる。
    腸内環境がよくなる
    自然な体に

  • わざわざリスクがあるものを好んで食べる必要はあるのか?と考えさせられる。

    人工甘味料、果糖、白糖、小麦、油、、、。
    正直、これらについて「リスクがあるものじゃないか?」と言うだけでもなんとなく躊躇われる。というのも、スピリチュアル、オーガニック、それ系のヤバイ人に思われるのではないか?と勝手に被害妄想してしまう。
    いやいや、そう私が思わされるのも資本主義マーケティングに洗脳された結果では??と自問自答。
    読んでると、そら人工的に作ったものを口に入れるよりも、野菜とか果物、魚とか肉とか、それが一体何なのかという原形がわかる自然なものを口に入れた方が身体には良い、というのはそらそうやろう、当たり前のこと、と思わざる得ない。
    精製度が上がれば上がるほど(人工的になればなるほど)身体へのリスクも高くなる。おー怖。
    そういうものをわざわざ選んで、金払って自分の身体をリスクにさらすのも馬鹿みたいやなぁと思うたら、なんとなく買う気も失せてくる……と思いながら読んでたが、やっぱり甘いものは食べたいので、せめてさつまいもとか果物は良し✌️ということにしている。
    本の中ではさつまいもも糖質が高いと言及されてたが、植物繊維も含まれてるしまあええやろ!と思うてる。
    ナッツとカカオ70%以上のチョコレートもなるほどとなった。
    あとは、お腹がすいたらその場で運動!散歩!運動!身体を動かす!!!ことを意識しまする。
    果糖ぶどう糖液糖は口酸っぱく何度も危険性を書かれていたので、ぞ〜っとした。できるだけ口に入れないようにしたい。過度に気にしすぎるのもしんどいので、ほどほどに、できる範囲でとらないようにしていきたい。、

  • ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

  • 一冊真剣に読んでの感想
    今を楽しく生きたいから、お菓子無しの生活とか無理だ、、、これだけ危険性と将来のためと書いてくれてるのにダメでした。

  • 最近祖母が認知症になった。その原因が砂糖の取りすぎが原因の一つだったのではと理解した。

    最近、砂糖を人工甘味料で代用して甘さを出しているkcal off食品が流行っているが、kcal offだからと太らない訳ではないようだ。

    異性化糖は取らない方が良いらしい...。食べても満足感を感じられないから。

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著者プロフィール

順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了、医学博士。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事などを務める。

「2013年 『長寿県長野の秘密 白澤卓二が解き明かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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