- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632977
作品紹介・あらすじ
恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」などで読書界を騒然とさせた話題の大型新人、初めての恋愛小説集。
感想・レビュー・書評
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中田永一『百瀬、こっちを向いて。』
2008年 祥伝社
初版当時に気になって購入していたのに、読んでなかった本がありました。その後映画化もされたようです。
4編からなる短編集。
じんわりと心がときめく青春、恋愛小説。若い世代が読むとじんわりではなくキラキラした感じかもしれないけど。
小さな「嘘」。誰かのために嘘をつくという共通テーマがあり、それは優しさへと昇華されていくという感じ。
おじさんでもときめくことができた素敵な作品でした。
#中田永一
#百瀬こっちを向いて
#祥伝社詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった!
学生時代の恋愛って、学生時代にしかできないものだなぁとつくづく思う。
中田さんの話は、いくえみ綾さんの漫画と世界観が似てる気がする。どちらも私の大好物だ。 -
何これ!?
すっごくいいんですけど!
他の中田さんの作品を読んでキュンキュンしていたけど、これは半端ないキュン度です(〃ω〃)
【読者が選ぶキュン♡とする小説は】ランキングがあればダントツ1位でしょ!
殿堂入り決定の一冊でしょ!
4作品どれもいいけど、どれが一番かな〜♡
「なみうちぎわ」の姫子と小太郎の関係も良いし、「キャベツ畑に彼の声」の先生への恋も良いし、「小梅が通る」の最後は顔よりも内面を好きになってくれたのも良いし♡
けど、やっぱり表題作が一番かな!
私にも野良猫のような目でふりかえってほしいな…
心の声で呼んでみようかな
「百瀬、こっちを向いて」 (*ノω・*)テヘ-
mihiroさーん♪
キュンを求めているって!?
だったらぜひ!
まずは朝比奈くんでキュン♡して、続けて百瀬でキュンキュン♡してください(*...mihiroさーん♪
キュンを求めているって!?
だったらぜひ!
まずは朝比奈くんでキュン♡して、続けて百瀬でキュンキュン♡してください(*´ω`*)2023/07/24 -
今日、アマゾンで注文するものがあったのでついでに「百瀬、こっちを向いて。」も買ってしまいました。古本だけど。
ついでに山白朝子さんの「エム...今日、アマゾンで注文するものがあったのでついでに「百瀬、こっちを向いて。」も買ってしまいました。古本だけど。
ついでに山白朝子さんの「エムブリヲ奇譚」と「私のサイクロプス」も。
( *´艸`)グフフッ2023/07/25 -
2023/07/25
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4編からなる短編集。
表題作の『百瀬、こっちを向いて。』がめちゃくちゃよかった。
他にはない表現や描写で情景がぱっと頭に浮かび、まるで実際にその場にいて、風を感じ音を聞いているようだった。
少女漫画にありそうなストーリーだが、ちょっと別格。この短編ひとつで星5です。
ほおずき・・・最高。
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ムク助さん、こんばんは~(^^)
実は今、コメントしようとムズムズしてたところですよー!!
さぁ……、とスマホを手に取ったら(o^-')b ...ムク助さん、こんばんは~(^^)
実は今、コメントしようとムズムズしてたところですよー!!
さぁ……、とスマホを手に取ったら(o^-')b !ビックリしましたよ♡
ほおずき、最高ですよね~♪!!2023/05/13 -
2023/05/13
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(*^o^)/\(^-^*)ハイタッチ♡!!
はい、ほんとに。良かったです~♪
私も嬉しいです…(o^-')b !
(*^o^)/\(^-^*)ハイタッチ♡!!
はい、ほんとに。良かったです~♪
私も嬉しいです…(o^-')b !
2023/05/13
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土瓶さん面白かったよ〜\(//∇//)
甘酸っぱい青春真っ只中の恋愛短編です。
どれも良かった♪
短編上手いなぁ…無駄な文章なく、大切な事がギュっと詰まったセンスの良さ。
「百瀬、こっちを向いて。」
神林先輩の手のひらで転がされてた彼氏先輩
大人な彼女が一枚上手だね♪
「なみうちぎわ」
小太郎と姫子の青春が、やっと始まる…
二人でゆっくり大人になって欲しいなぁ。
「キャベツ畑に彼の声」
先生に恋をする…わかるわ‼︎
「小梅が通る」
この話好き!おバカで優しい寛太が小梅の心を溶かす。先が読みたいなぁ…
高校という狭い世界のヒエラルキー。
どの話も最下層の子達だった。
あえてなのか?たまたまなのか?
大人の恋愛物語には興味がない今日この頃笑
爽やか炭酸飲料のような一冊だった
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2023/03/04
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でも乙さんの恋愛物は良かったよ!
10代の恋愛に乙さんのサラッとした感じ?
ピッタリだと思った(^^)でも乙さんの恋愛物は良かったよ!
10代の恋愛に乙さんのサラッとした感じ?
ピッタリだと思った(^^)2023/03/04 -
2023/03/04
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白い。表も裏も白い。
ド直球の青春恋愛物。
さすがは中田永一(乙一)さん。
ムズムズとせつな~い。
「百瀬、こっちを向いて。」
「なみうちぎわ」
「キャベツ畑に彼の声」
「小梅が通る」
表題作の「百瀬、こっちを向いて。」が好きだな。
ストーリーというより、その一文が好き。
4つの短編は、どれもが小さな仕掛けはあるものの良くありそうな恋愛ストーリー。
上手いなあ。
同じ著者の「くちびるに歌を」より、こっちの方が好き。
やはりこの人は短編の方がいいと思う。
年齢層を低めに設定しているからなのか、妙にひらがなが多いけど、どれを漢字で使い、どれをひらがなで表すのか、そこにもセンスが溢れてる気がする。
つりかわにつかまってゆられながら窓の外をながめた。(なみうちぎわより抜粋)
――しあわせなきもちになった。(小梅が通るより抜粋)
4篇のうち「百瀬、こっちを向いて。」以外は女性が主人公。
女性の一人称視点で書かれているのに、特に違和感を感じさせないのも地味に凄い。
それとも女性が読めば「ええ~」って思うのだろうか?
作者には姉か妹でもいるのかな。-
2023/03/19
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2023/03/19
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2023/03/20
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表題作、「なみうちぎわ」は、個人的に好きだ。
これがデビュー作?だと思われるが、今後に期待したい。 -
「なみうちぎわ」が好き。
他も面白かった。 -
すっごいものを読んでしまった。これは面白い。
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20220111読了
#福岡県 -
短編、恋愛、学園モノ
今まで、短編って、避けがちだったけど、短くてもちゃんとした物語があって完結すると、このボリュームで楽しめるなら、たくさん色んな物語に没入できて、楽しいね。
心温まる系の作家さんなんだけど、また瀬尾さんとも小野寺さんとも寺地さんとも違った文体でステキです。 -
市川拓司さんの帯を見て読んでみたんだけど、まさか短編集だったのががっかりでした。
でも、一つ一つのストーリーがしっかりしていて読み応えがありました。 -
甘酸っぱい青春物語。読んでいると話のつながりが、なんてことないところで出てきて、それを見つけるのも楽しい。
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4つの恋愛短編集。
4つめの「小梅が通る」が1番好きだった。
こんなに純粋でみずみずしい恋愛ものは久しぶり。
学生時代はまだそんなに遠い過去ではないけれど、それぞれの登場人物たちがすごく眩しく見えて、もう遥か昔のことのようだなあ。 -
①この本を選んだ理由
テスト勉強中のため、簡単に読める作品をということで、200ページ程度の小説を探していました。
筆者の作品は読んだことありませんが、皆さんの評価が良かったので選びました。
②あらすじ
1.百瀬、こっちを向いて。
冴えないレベル2の主人公相原と、幼なじみで人気のレベル90の先輩宮崎。その2人と恋人との学生生活。
現実的には少ないであろうストーリーだけど、面白かった。
2.なみうちぎわ
家庭教師をやることになった、真面目一筋の姫子と、自由奔放な姉の百合子。そして、姫子の生徒となる小太郎が登場人物。
これも現実的には、ほぼないストーリーだろうけど、心の奥の葛藤を感じて、面白かった。
3.キャベツ畑に彼の声
先生に恋する主人公。
先生の秘密を知ることで恋がエスカレートしていく。
4.小梅が通る
これが一番面白かった。
やっぱり、現実的には、ほぼないストーリーだろうけど、人の嫌なところと、良いところがどちらも見えて、面白かった。
③心に残ったこと
人の人生に関わるウソはだめだな…と感じました。
④感想
帯に「これを読んだら絶対恋したくなる。」って、あったけど、ちょっと違って感じた。
「これを読んだら本当の恋を考えさせられる。」って、感じだ。
⑤登場人物
1.百瀬、こっちを向いて。
相原のぼる
百瀬陽
神林徹子
田辺
宮崎瞬
2.なみうちぎわ
餅月姫子
灰谷小太郎
餅月百合子
3.キャベツ畑に彼の声
小林久里子
本田先生
本田可奈子
北川誠二
4.小梅が通る
春日井柚木
松代
土田
山本寛太
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・福岡が、舞台?、ということで手に取った。まだ、考え中だがそういうテーマの読書会を、みつけたので。参加できた。迷いに迷って前日。
・表題作
百瀬こっちをむいてほか3編が収められてる。
中田栄一さんは、いろんなペンネームで執筆されているようだ。
主人公の相原くんは、地味でダサめなんだけど、神林さんや宮崎くんがちょっといない感じ。
高校から卒業して8年ごくらいまでのはなし。
で、宮崎くんは百瀬に舞姫渡したりして。
んー。
相原くん、あれだな。わたしは良かったと思うよ。久留米駅とか、博多駅とかでてくる。ストーリーとは関係ないかも。
でも、知ってる情景が目に浮かんできてやっぱり土地ってあるかもって思い直した。
ほおづきこわし。
・なみうちぎわ
あぁ。こんなことあったら。5年も眠り続けるなんて。
・キャベツ畑に彼の声
・小梅が通る -
きゅんきゅんした!!終始きゅんきゅんした!!!
「小梅が通る」
1番好き!!山本くんマジで素敵!!柚木ちゃんがこれから沢山の幸せに包まれますよぉに…!!
あーー…恋っていいものだよなぁっとしみじみしてしまった。 -
「百瀬、こっち向いて」とか
読んでて、女の子ならきゅんってするのかなって思う。
なぜかわからないけれど、ぼくはうるってしてしまった。
中学校国語教師のところ、セルフレーム眼鏡とか、
もっと早く読めばよかった。
もっと早く出逢えてたらよかったのに。 -
さわやかな青春ミステリ。なみうちぎわ、が特に好き。
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27:以前別のアンソロジーで読んだ短編と書き下ろしを加えた短編集が発売されたというので、遅くなったのですがようやく読みました。……あの、す、すごく好き、かも……!
何かを演じている登場人物たち。その目的も理由も様々ですが、自分と、自分でない自分のわずかな隙間に、ぎゅうっと苦しくなる。文章はやさしくて、凝った言い回しや気取った表現がないのも素朴でとってもいい感じです。一番好き! と声高に叫ぶ作品ではないのだけど、じわじわしんみり、いいなあ……。書き下ろしの「小梅が通る」が素敵! おすすめです! -
乙一さんの別ペンネームという噂の中田永一さん。
4編の恋愛短編。
乙一さんほどグロテスクな部分はないけれど、
乙一さんぽいと言えばぽいのかな。特に「なみうちぎわ」なんかのストーリーは。
どちらにしろ、普段あまりラブストーリーを読まないけど、
こういった少しひねりというか、種明かしがあるものだったら楽しく読めました。 -
いずれも地味で目立たない存在の主人公が、恋愛未満と言っていいくらいの淡い気持ちを頂くまでの過程を描いた爽やかな小説。プロットを要約してみるとかなりマンガ的な特殊なシチュエーションなのだが、主人公達の地味で控えめな性格もあってあまり無理を感じない。大げさな表現や無理やりな展開も少なく、淡々とした描写の中に主人公や周囲の人物の心の変化が丁寧に描かれている。恋愛に通じる淡い気持ちが芽生えるまでを描しているので、これから何かが始まる予感と共に読み終わることができ、非常に暖かな読後感の残ることも印象的だ。
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同じ作者の「くちびるに歌を」がとてもおもしろかったので。
短編4編。
「なみうちぎわ」が好き。
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元々表題作の「百瀬、こっちを向いて。」が好きで買った単行本。
改めて一冊全部読んで、表題作以外で好きなのは「小梅が通る」かなぁ?
表題作の話を人にすると自分の説明が悪いのかはわからないけれど、決まって少しドロドロした話だね、と言われる。
言われて構図だけ考えたら確かに…と思うけど実際に読んでいる時にそういう印象は全くないところがすごいなぁと感じた。
とりあえずぼくは百瀬が好きです。 -
みなさんのコメントを見て、中田永一=乙一だと知りかなり驚きました。お話はどれも素敵でした。ハッピーエンドが好きな人にはおすすめだと思います。教師と生徒のお話はドロドロになりやすいというイメージがあったんですけど「キャベツ畑に彼の声」はさわやかに終わっていて良かったです。
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短編集。
『百瀬、こっちを向いて。』は、早見あかりちゃんで映画化されてるのは知ってたけど、まだ見ていなかった。
面白かったけど、短編だしあっさり終わってしまって、なぜこれが映画化?というのが感想。調べてみたら、映画はいろいろ設定が変わってるらしい。
他の『なみうちぎわ』『キャベツ畑に彼の声』『小梅が通る』。どれも面白かった。
恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」などで読書界を騒然とさせた話題の大型新人、初めての恋愛小説集。