- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396633479
感想・レビュー・書評
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西條奈加のロードノベルです♪
江戸時代、お伊勢参りは庶民の夢。
お金のない農民さえも皆でお金を工面して村の代表が行くほどでした。
そのお伊勢参りの案内役「御師」の手代見習・弥五郎がある材木商を助けたことからお伊勢参りに同行するお話です。
おもしろおかしい珍道中かと思ったらこれがちゃんとミステリーに仕上がって面白かった〜♪
お伊勢参りは団体旅行ですから、旅する仲間もキャラが立ってます。揃いの蛙模様の着物で伊勢に向かう御一行が賑やかで楽しい(^^)
そして道中何度も材木商を襲ってくる謎の男達。
材木商の目的はお伊勢参りではない感じでまたまた謎!
西條奈加は読みやすく面白い。
上手い!そしてちょっと泣かせる!
おすすめです:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。
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伊勢参りのあれこれを手配するツアーコンダクター、伊勢御師。御師手代見習いの弥五郎が侍に襲われた巽屋清兵衛を助けたことがきっかけで、清兵衛の伊勢参りを請け負うことになる。清兵衛にも、清兵衛の用心棒も兼ねている弥五郎にもこの伊勢参りには訳があるようで…。
伊勢の御師を題材にしているのが珍しく、この本を手に取った。御師の一番の仕事を実感した弥五郎の姿が見られて爽快な気持ちで読了した。 -
西條奈加は2冊目。
時代小説は好きではないが、少しはまりそう。 -
読みやすくて一気に読めた。個人的には清兵衛の設定にちょっと違和感があるけど、読後感も良いし楽しめた。御師という仕事や伊勢参りの描写も面白い。分かりやすい悪役とか根っからの悪人がいないのも良かった。
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伊勢参りの案内役である「御師」の手代見習・弥五郎が、巽屋清兵衛の頼みを受けて、用心棒も兼ねて伊勢参りに同行することに。
てっきり、弥次喜多道中みたいに、この2人の珍道中みたいな話かと思ったら、蛙講のみなさんも一緒だし、宿場に着くたび事件に巻き込まれて、結構シリアスな感じ。
そもそも清兵衛さんは江戸にいるうちから命狙われてたしね。
わりとハラハラしながら読んだ。 -
設定はいいけど、装丁がちょっとなあ。
楽しいストーリーで、オチも悪くない。
三家の子息たちといっしょに修業する続編を期待。 -
気軽にサラッと読める時代エンタメもの。「御師」という職業はこの作品で初めて耳にした。大社お抱えの今でいうツアーコンダクターみたいなものかな。事件モノとしても面白いけど、お伊勢参りとか、御師の仕事とか、現代にはない、その時代の風習の描写が興味深く読めた。読後感も良く、西條さんの作品らしい安定的な面白さだった。
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この人の話は裏切らない
途中も面白かったしちゃんとハッピーエンド
すばらしい
千年鬼も面白いよ〜\(//∇//)\
千年鬼も面白いよ〜\(//∇//)\
まだ、読んだことない作家さんなのでまたチャレンジしてみたいです♪
まだ、読んだことない作家さんなのでまたチャレンジしてみたいです♪
ミステリー要素ありが多いし‹‹\(´ω` )/››
ミステリー要素ありが多いし‹‹\(´ω` )/››