- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396635763
感想・レビュー・書評
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号泣ーーーーー!!!!
第7章 覚悟 から、もぅ涙が止まらなかったよ。
仕事しかしてこなかった廉太郎と、その妻の杏子。
仕事に打ち込むことが、家族のためになると信じて
家庭のことを杏子に任せっきり。
「THE・昭和の時代の親父」って感じ。
そんな廉太郎が癌と診断された杏子のために、
少しずつ家族に歩み寄るのが、
可愛いじぃじだなぁーと思いながら読んだよ。
だからこそ、もぅ、号泣ー。
死について恐怖はあるのは、本人も
周りの家族たちも一緒。
それを改めて考えさせられたよ。
そして、杏子さんの真の強さ。
ある意味怖いし、でも優しいし…。
それが、最後の最後に分かった。
フォローしているshintak5555さんの感想から
読みたくなったけど、
読んで正解だったー!! -
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2021/04/03
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ほくほくあーちゃんさま。
同じ感覚だったみたいで嬉しいです。
病室で杏子さんが弱音をはくところを思い出しちゃいます。
やっと自分の言葉を聞い...ほくほくあーちゃんさま。
同じ感覚だったみたいで嬉しいです。
病室で杏子さんが弱音をはくところを思い出しちゃいます。
やっと自分の言葉を聞いてくれる夫と認めたってことなんでしょう。
もっともっと若い時から気付け!って感じです。2021/04/03 -
本当に若いときに気づいてほしかったー!!
でも、きっと、このような状況じゃないと気付けなかったんでしょうね。
いやー、号泣ですね!!本当に若いときに気づいてほしかったー!!
でも、きっと、このような状況じゃないと気付けなかったんでしょうね。
いやー、号泣ですね!!2021/04/04
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タイトルからして泣けるよな…そんな風に思いながら読んだけど、案の定泣きました。
ザ・昭和の親父!の廉太郎と、その妻・杏子。
杏子の病気が発覚し、そこから廉太郎が今まで蔑ろにしていた家族と少しずつ向き合っていく…と、まぁよくある話と言えばよくある話。なんだけど、この廉太郎がまたリアルな親父で、読んでいてムカつくし、父親を敵視する長女の気持ちには同調してしまうし、とまぁ喜怒哀楽をやたらと揺さぶられるお話だった。
そこまで感情を掻き乱されたからこそ、第7章ではグッとくるものがあった。
でもこのお話は他人事ではなくて、いずれ自分の家族にも訪れること。その時、この廉太郎たちのように寄り添えるかどうか、色々不安になった。でもその漠然とした不安に向き合うキッカケとなったので、単純に良いお話だったというだけでなく、そう言った意味でも読んで良かったなと思う。 -
お父さんがどうしても苦手。
この時代のヒトはこうだなぁ。 -
二人はいつか一人になる
子供達にはわからない
夫婦でしか分からない気持ちってあるから
案外お母さんはこのお父さんで幸せだったのでは
読む側の年代でそれぞれ
受け止め方が違う本だと思った
白い薔薇が印象的でした
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夫は仕事一筋で家庭を顧みなく、不都合が生じると仕事を言い訳に目を逸らし、または妻に責任を押しつけ暮らしてきたが、ある日、娘や妻から妻が検査の結果、末期がんで予後1年と知らされる。
女性の方が一般的に男性より平均寿命が長いから自分より先に妻に先立たれることはない、と思っている男性は多いと思います。ここに出てくる夫も同じ。
この夫は更に、言葉ひとつとっても思いやりに欠け、いつの間にか家族との溝ができ、家庭での居場所を失ってしまいますが、本人は気づいていません。
妻の病をきっかけに、自分がいかに妻に支えられて生きてきたかを痛感します。でも最初は現実や近い将来、妻がいなくなると受け入れられない。
妻もこのままでは自分がこの世を去ったあと、一人で暮らせないだろうと案じます。
家庭のキーパーソンを失う事の重大さを感じ、病の受容や、患う人の残された生活の尊厳、個人の自立した生活とは…など、色々考えることが多かった一冊。
昭和時代の古い考えを引きずったままの夫の言動に、いちいちイラッとしてしまったりもしたのですが…(汗) -
母の事を思いだしました
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とにかくムカつくなこの昭和爺さん!とムカムカしながら読んでて(実感こもりすぎ)最後は良かった~と思ったところからの!!!うーん。奥さんは幸せだったのかなぁ。心配事は無くなったから少しは気が楽だったのかな。
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亭主関白で家庭を顧みない。
そんな夫であり父である男の妻が
余命1年と宣告される。
妻の終活を迎え、変わろうとする姿が
いじらしい。
でも遅いんよねー。
家族が生きてるうちに、というか
日々感謝しながら暮らしていこう。
そんなことを痛感しました。 -
これは廉太郎世代の男性はすべからく読んだ方がいいのでは…
正直、このクソ親父!お前が!!死ねばいい!!くらいの気持ちになるのだけど、それがこの作品のすごいところだよなぁ。
だって、実際のところこの世代の男の人、こういう人が多いもの。
ただ、残された少ない時間で廉太郎が香子さんへの感謝と愛情を伝えていくところはすごくよかった。でも、それはもっと早くできたはずだし、もっと大事にすべきだったぞ。
でもラストの廉太郎の過去の裏切りエピソードはほんと胸くそだったなぁ。
今でも思い出すと涙が!
今でも思い出すと涙が!