世界のまんなか~イエスかノーか半分か 2~ (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523779

感想・レビュー・書評

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  • 計のアナウンサーとしてのお仕事について迷ったり悩んだりぐるぐるする回。
    高度な清廉性が~とか時事ネタぶっ込んできててめっちゃうけた。

  • 「イエスかノーか半分か」の続編。
    今回も掛け合いがテンポよく進みおもしろかったです。今回は計がちょっとお仕事に迷って自分を見失いかけて追い詰められてます。全然迷う必要はないと思うんだけど気にして調子崩しちゃうのが計らしいとも。そして潮のおおらかさにまたジーンとしちゃいます。火事中継のシーンは緊迫感があって鳥肌が立ちました。
    ここに来て記憶喪失?と思ったんだけど、きれいな国江田さんがまっすぐに潮に迫るのはそそりました。でもその後にはもっとやられた〜! 壁ドンここに持ってくるか。上手いな〜ホント。
    脇の皆さんも変わらないキャラの強さで楽しかった。錦戸さんもよかったなー。
    今回のイラストもとっても素敵でした。

  • あーーーー計はかわいい!本当にかわいい!ただそれしか出てこない!というくらい、計が可愛かったです。
    前作も可愛かったですが、五割増し、いや、六割増しくらいで更に可愛くなっています。
    一生懸命で真面目で器用で努力家で、でも素直になれなくて器用なんだけど不器用、肩の力を抜いて上手く生きられない美人さん。
    そんな計を放っておけなくて可愛くて、からかいながらそっと見守る潮。
    テンポがよくて、でもハラハラする前作の良さを殺していない展開と文章がとても良いです。
    恐らく麻生さんと木崎のスピンオフが来るのだろうけど、計と潮の話もこれからずっと続いてほしいなあ。

  • 計の性格とかあーわかるなーと感じながら読んで、潮の人間の完成度が逆に人間っぽくないなとぼんやり思いました。了とそうちゃんのスピンオフが読みたい。

  • 前作に引き続き面白い。新キャラもしくは皆川くんのスピンオフがあったらいいのになぁ。

  • 潮✕計の続編です。勢い衰えずの二面性ガッツリな計が本当に可愛いです。悩んでいても落ち込んでいても計は計のままで凄いなって思うし、潮も相変わらずいい男だった♪ そしてこんなラストの方にこんなネタきて大丈夫なのか?と思ったけど、潮の気持ちがしっかり感じる事ができるてよかったかな。壁ドンのセリフにはやられましたね。綺麗な国江田さんも好きですよ… とても面白かった!

  • イエスかノーか半分か の続編

    潮と知り合って1年、それなりに楽しくやってる。
    計の裏番組にニュース番組が組まれ、そのアシスタントが実は旭テレビを受けてたのに計と一緒の年だったために落ちたという話を聞く。それまで他人を意識したことが無かった計なのに、いろいろと追い詰められてきて、、、。

    計の焦燥感とかよく出てました。
    潮の基本は懐深いんだけど、たまに間違えて計を追い詰めてしまうところとか、良くできていました。
    そして、解決して終わりか?と見せかけて最後のトラップ!ビックリ!
    でも楽しかったです。

    そして、絵がチマ絵なのが全く私のイメージと合わなくって、それがなければ評価4でもいいのに、、、。

  • 「国江田さん」と「計」の共存共栄がますます鮮やかになり小気味良かった。
    第2の竜起のような木崎の影が薄いと思えば あれですから。
    帰るところは、世界のまんなか、いちばん大切な場所。

  • 『イエスかノーか半分か』の2巻。
    これもすごく面白かったです!
    カップル出来上がった後が好みなので
    私はこちらの方が好きかも知れません。

    ポンポン言い合う掛け合いが楽しく、
    ふとしたタイミングでラブモードに入るのが
    めっちゃ可愛くって萌えるんです・・・。
    エロも丁寧ですごくいいですよね~。

    そして、お仕事BL面も面白いです。
    内心文句を言いまくりな計ですが
    努力を欠かさないところが素敵。
    今回は仕事でパンクしてるところもありましたが
    それでもやりきるところがかっこよかったです。

    前作であて馬だった後輩も可愛かったですね。

    最後の最後でまさかの記憶喪失ネタを
    ぶっ込んできてちょっぴりびっくりしましたけど・・・。

    このカップルをいつまでも見ていたいなって思いました。

    そして麻生さんと木崎のスピンオフの香りがしました。

  • 木崎くんと麻生さんのスピンオフあると考えても…?w

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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