私の松本清張論: タブーに挑んだ国民作家

著者 : 辻井喬

• 新日本出版社 (2010年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaze229さんの感想 · 2011年2月11日]

何気なく、図書館の本棚から抜いて
読み始めたのだが…
驚くべき程のおもしろさで、最後まで引っ張られてしまった。

司馬遼太郎、三島由紀夫、水上勉、大岡昇平、
それらの作家たちが、松本清張氏の背景として
見事に書かれている。

もういちど
松本清張の作品を読み直す楽しみが出来た。

著者プロフィール

小説家、詩人。元セゾングループ代表。著者に『茜色の空』など。

「2010年 『大澤真幸THINKING「O」第4号』 で使われていた紹介文から引用しています。」