志高く 孫正義正伝 完全版 (じっぴセレクト)

著者 :
  • 実業之日本社
4.09
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本棚登録 : 663
感想 : 118
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408107059

感想・レビュー・書評

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  • 2010/06/02
    すごいリスクテイカーやなぁー。もちろん自分自身はそこまでリスクやと思ってない、もしくはピンチはチャンスと思ってるんやろうけど。
    でも行動しない時の損失の方が大きいんやろな!

  • iPhoneの電子書籍版を購入した。¥350。

  • 志(こころざし)。いい言葉です。心に勇気がわいてくる一冊です。男なら読むべし!

  • 2004年に出た旧版は既に読んでいたのだが、その後にJフォン買収の顛末も追記されたということで改めて完全版を購入。2010年3月29日に行われたソフトバンク孫社長の新卒採用向け講演『孫正義LIVE 2011』を見て、もう一度読み返そうかなという気になったのがきっかけ。ただし、Jフォンのパートは意外に少ないので、旧版を持っているなら、購入の必要はないだろう。また、iPhoneアプリとしても出ているので、iPhoneユーザはそちらを購入して読んでもいいかと思う(iPhoneアプリの方が安いので)。

    改めて言うところではないが、この人ほどストーリー性のある人生を生きてきた人はそうは多くないだろう。『孫正義LIVE』の構成は、この本とほぼ重なっているので、『LIVE』を見て感動したという向きにはお勧め。ただ基本的には著者は孫さん礼賛のスタンスなので、バランスを取りたい場合には、少し古いが『幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来』(2005)を読んでみるのもよいだろう。

    ---
    今では「光の道」を推進している孫さん、過去には「ADSLの技術もどんどん進化しています。光でないと見られないコンテンツはほとんどありません」と言っていたことは御愛嬌。時代と状況が変わったということなんだろうな。そうやって変わっていって、常に攻めていかないといけないということだろう。

  • 2010年 5月16日 読了。

  • iPhone版のデジタル書籍で読みました。
    迷わず買いですッ!!

    他の方のレビューにも書かれていることですが、孫さんの波瀾万丈な生き様に誰もが影響されると思います。

    それだけでも読む価値があると思いますが、それ以上にこの本は日本の近代史の勉強になります。
    孫さんが歩んで来た時代はちょうど高度経済成長期。
    その時代ごとにどんな時代だったのか?何が起こっていたのか?
    そんなことまで分かってしまいます。

    iPhone版は値段も安い為、絶対買いですね☆

  • 孫正義の歴史本。私の同じ年代の頃には、勉強に没頭していたらしい。私が没頭できるものは何だろうと思った。今のところは読者だろう。今いる環境を存分に利用していかないとと感じた。

  • iPhoneアプリ版を読了。 孫さんを見くびっていました。高校時代、大学時代の勉強に没頭するパワー・集中力は尋常じゃないですね。そして色々な挫折を味わい、体も壊して長期入院もし、それをなんとか乗り越えて今があるということが分かりました。
    本自体は孫さん礼賛本なので、けっこう鼻につくところも多いです(ジョブズやゲイツと並び称すところなど・・・)。が、それを差し引いても、一読の価値はあるかなーと。softbankのイメージがちょっとだけ良くなりました(笑)

  • 総ページ数 882p

    これは4月2日に発売され、DL可能となったiPhone版のボリュームである。著者 井上 篤夫はあとがきでこのように述べている。
    「私は幸福な気持ちにつつまれています。」
    人を幸せに導くことが出来るのか。それは、ビジネスをを行うものにとって、究極の悩みであり、全く答えの無い道しるべである。だから、楽しみであり苦しみでもある。
    本書には随所にそのような場面、むしろ普通の人間なら苦しみでしか無いであろうことを、彼「孫 正義」はやり抜いてきた。もちろん、通常ならば失敗とみなすのが普通であるが、起業家に共通する成功するまでやる抜く、やり遂げるというマインドがにじみ出ているのだ。
    すでに、コグレマサト氏と小飼弾氏のiPhone書籍を読んでいたおかげで、この大ボリュームもサクサク読むことができた。アーキテクチャの勝利である。デジタル情報革命、モバイルインターネット(ユビキタス)の革命児であるのならば、電子書籍化は遅すぎたぐらいではないかと思うぐらいだった。

    この書籍を読んだものは誰でもそのように思うかもしれないが、かならず過去の自分と照らし合わせるだろう。もちろん、規模もスペックも全く異なるが、これまでの経験と比較しプロジェクトX好きの日本人ならば、感心しながら読むところも多いのではないだろうか。だが、戦国武将の歴史小説を読むがの如く、熱を持って読み進めるのだが、どこか違う世界での出来事のようであった。リアリティが全く無いといえば正しいのかもしれない。今、目の前に起こっている事では無い気がする。それぐらい、凄まじい事が起こっていた、ということなだろうか。ただ、一つ大きく共感するのは、誰しもが反対し、それを実行したいものだけが一致団結した時だけは、どんなに反対されても成功するという事。私も、前職時代に身内からのつるし上げをくらいながらも、お客様の全面的な信頼とバックアップを頂き、未だに稼働し続ける行政サービスを作り上げた事があったが、まさにそういう事である。
    「たった一度の人生だから」
    自分が思うように精一杯やってやろうと思う事は誰にでもできる。しかし、それを実行することは本当に難しい。なにより自分の精神が持たない。時には止まることも大事である。だからなのだろうか、前述した通り、どこかおとぎ話のような出来事のように聞こえるのだ。目の前に、現実にこの人は存在していたし、肉声も聞いた。だが、どこか現実感が無い。所詮自分はそこまでの人間だと言うことなのだろうか。

    人には、それぞれ役割があり、それを果たすのがこの世界の習わしだとも思う。全員が全員同じ道を歩むことは無い。だが、そのエッセンスだけはもらうことはできる。一度決めた自分の道に言い訳などせず、一心不乱に取り組み、なにか一つでも世の中に変革をもたらせたら、きっとそれで良いのではないかと思うのだ。

    まだ、回復途中の自分であるがこの書籍を読み進める内に、今後の自分は何ができ、何を行うのか、また、何を行いたいのかのきっかけを掴む良い材料になった。

    相変わらず、自分の中の松下幸之助は彼のような気がするのである。

  • 総ページ数 882p

    これは4月2日に発売され、DL可能となったiPhone版のボリュームである。著者 井上 篤夫はあとがきでこのように述べている。
    「私は幸福な気持ちにつつまれています。」
    人を幸せに導くことが出来るのか。それは、ビジネスをを行うものにとって、究極の悩みであり、全く答えの無い道しるべである。だから、楽しみであり苦しみでもある。
    本書には随所にそのような場面、むしろ普通の人間なら苦しみでしか無いであろうことを、彼「孫 正義」はやり抜いてきた。もちろん、通常ならば失敗とみなすのが普通であるが、起業家に共通する成功するまでやる抜く、やり遂げるというマインドがにじみ出ているのだ。
    すでに、コグレマサト氏と小飼弾氏のiPhone書籍を読んでいたおかげで、この大ボリュームもサクサク読むことができた。アーキテクチャの勝利である。デジタル情報革命、モバイルインターネット(ユビキタス)の革命児であるのならば、電子書籍化は遅すぎたぐらいではないかと思うぐらいだった。

    この書籍を読んだものは誰でもそのように思うかもしれないが、かならず過去の自分と照らし合わせるだろう。もちろん、規模もスペックも全く異なるが、これまでの経験と比較しプロジェクトX好きの日本人ならば、感心しながら読むところも多いのではないだろうか。だが、戦国武将の歴史小説を読むがの如く、熱を持って読み進めるのだが、どこか違う世界での出来事のようであった。リアリティが全く無いといえば正しいのかもしれない。今、目の前に起こっている事では無い気がする。それぐらい、凄まじい事が起こっていた、ということなだろうか。ただ、一つ大きく共感するのは、誰しもが反対し、それを実行したいものだけが一致団結した時だけは、どんなに反対されても成功するという事。私も、前職時代に身内からのつるし上げをくらいながらも、お客様の全面的な信頼とバックアップを頂き、未だに稼働し続ける行政サービスを作り上げた事があったが、まさにそういう事である。
    「たった一度の人生だから」
    自分が思うように精一杯やってやろうと思う事は誰にでもできる。しかし、それを実行することは本当に難しい。なにより自分の精神が持たない。時には止まることも大事である。だからなのだろうか、前述した通り、どこかおとぎ話のような出来事のように聞こえるのだ。目の前に、現実にこの人は存在していたし、肉声も聞いた。だが、どこか現実感が無い。所詮自分はそこまでの人間だと言うことなのだろうか。

    人には、それぞれ役割があり、それを果たすのがこの世界の習わしだとも思う。全員が全員同じ道を歩むことは無い。だが、そのエッセンスだけはもらうことはできる。一度決めた自分の道に言い訳などせず、一心不乱に取り組み、なにか一つでも世の中に変革をもたらせたら、きっとそれで良いのではないかと思うのだ。

    まだ、回復途中の自分であるがこの書籍を読み進める内に、今後の自分は何ができ、何を行うのか、また、何を行いたいのかのきっかけを掴む良い材料になった。

    相変わらず、自分の中の松下幸之助は彼のような気がするのである。

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著者プロフィール

井上篤夫 いのうえあつお
作家、翻訳家。早稲田大学在学中から執筆活動を始める。欧米を中心に、時の人物を深く掘り下げた評伝を数多く出版、翻訳の分野でも活躍している。
1987年、マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長、CNNのテッド・ターナー会長などをインタビュー『若きアメリカ企業の勝利者―12人からの直言』を発表した。1990年から3年間ボストンに住んで『ボストンに友情あり』を著した。
代表的な著作にベストセラー『志高く 孫正義正伝 新版』(実業之日本社文庫)、本邦初の評伝『素晴らしき哉、フランク・キャプラ』(集英社新書)、『ポリティカル・セックスアピール 米大統領とハリウッド』(新潮新書)がある。
2011年、NHK-BSハイビジョン「永遠のヒロイン」で放映されたヴィヴィアン・リー、マレーネ・ディートリッヒ、キャサリン・ヘプバーン、イングリッド・バーグマンの4大女優の番組内容に加筆して『永遠のヒロイン~ハリウッド大女優たちの愛と素顔』(NHK出版)を著す。
翻訳に『ミシェル・オバマ ~愛が生んだ奇跡~』(アートデイズ。訳・解説)。マリリン・モンロー没後50年、遺稿集『マリリン・モンロー 魂のかけら』(青幻舎。訳・解説)。ネイティヴ・アメリカンの生き方を描いた詩『今日という日は贈りもの』(角川文庫)他多数。
配信サイト「アップストア」で最初にダウンロード数が1万を超えたのは、『志高く 孫正義正伝』(実業之日本社)である。英語版電子書籍、Aiming High - A Biography of Masayoshi Son [iBooks Edition](You Teacher)をリリース。
2017年には、児童書『とことん 孫正義物語』(フレーベル館)を出版した。

http://www.ainoue.com

「2018年 『マタ・ハリ伝<電子版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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