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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408531557
感想・レビュー・書評
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もう20年以上も前の作品なのか、と改めてしみじみ。
今回読み返してみて、今までになく強く、「時代のにおい」を感じた。
1990年という時代の、バブリーな雰囲気が懐かしかった。
あのころずいぶんサラ金が問題になったし、都会の暮らしというものが、ことさらにもてはやされたりしたものだ。
「火車」に通じるような人物像もちらほら出てくるし、「ドルシネアにようこそ」はかつて本当にこういう店が存在していたのを思い出した。
ずいぶん時代が変わってしまったのだなあと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
6編からなる短編集です。
まるでドラマを観ているような一冊です。
6編、どのお話も面白い・・
さすが宮部!と思わさせます。
こちらは1991年あたりの月刊誌に収録されたものを集めたものです。
きっとこういう短編の中に、のちの長編のヒントを見つけ、肉付けしたりするのでしょう。
たまに、ちょっと皮が厚過ぎて、お肉に到達するのに時間がかかる肉まんみたいな長編もあるので、それを考えると、寝る前に一編、あと一編って時に良いでしょうねぇ〜
短編集が続きましたが、気分が変わってリフレッシュしました(^_-)☆ -
初、宮部みゆき。ミステリチックで楽しめました。<br>
事故の話が好きです。