闇から届く命

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536545

感想・レビュー・書評

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  • (15-36) 医療機関での医師や看護師の激務の様子が大変リアルに描かれていて、こんなことをやってて身体を壊さないのかと心配になった。でもそれはそれとして院長と看護師長がひどすぎ!これで医療事故が起きないのは、ひたすら頑張る医師と看護師のおかげ。こんな病院は実際には無いよね?無いと思いたいんだけど、もしこの病院にモデルでもあったらどうしよう。やや無理やりにラストにつなげた感があったが面白かった。

  • 先が読めすきますが、面白かったです。

  • 産婦人科の看護師たちが繰り広げる医療サスペンス。ミステリーというよりも人間ドラマに重点が置かれている。生まれ来る命に対して、医師や看護師たちが奮闘する様子は、私たちが多くの人たちのおかげでこの世に誕生できたのだと、ある種の感動を覚える。さらに、これまで知らなかった産科医療の実像に触れられたことも、驚きとともに勉強になった。藤岡氏の人間描写力にはいつも感心させられる。

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著者プロフィール

藤岡 陽子(ふじおか ようこ)
1971年、京都市生まれの小説家。同志社大学文学部卒業後、報知新聞社にスポーツ記者としての勤務を経て、タンザニア・ダルエスサラーム大学に留学。帰国後に塾講師や法律事務所勤務をしつつ、大阪文学学校に通い、小説を書き始める。この時期、慈恵看護専門学校を卒業し、看護師資格も取得している。
2006年「結い言」で第40回北日本文学賞選奨を受賞。2009年『いつまでも白い羽根』でデビュー。看護学校を舞台にした代表作、『いつまでも白い羽根』は2018年にテレビドラマ化された。

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